かじまるの人生日記

いつも幸福な人間が、その人格を考察したり仲間を探すためのブログ

うつ病から復帰したら学習能力が最大化して仕事ができるようになっていた

うつ病から回復し、社会復帰して4ヶ月経ちました。
ベンチャー企業でITエンジニアとして働き始めましたが、
4ヶ月目で10人近くのエンジニアを抱えるリーダーの立場になっていました。

開発中のシステムはまあまあ複雑なもので、
まずその仕様とプログラムを全体的に読んで理解したのち、
追加機能を要件定義して開発タスクを振り、開発補助ツールの開発、
すべての開発者のプログラム(プルリクエスト)をレビューしてリリース、
緊急で重大なバグはすべて自分が修正してリリースするということを主にやっています。

以前は自分が開発した機能であっても、しばらく経つとそのプログラムの内容を忘れていたし、
日に一度はハマってしまう(技術的な困難に突き当たる)ような体たらくだったのに、
今のこの業務がこなせるまでの成長に自分で驚いています。

新しい理論でも素早く理解、記憶してそれを使うことができるし、
人生の中で34歳の今が一番学習能力が高いと感じています。

この変化をもたらしたのは4つのポイント、スキルがあると分析しているので、
それを得た順に説明します。

1. 内発的動機づけによる成長欲求

まずは欲求がないと始まりません。

若い頃は全く努力せず、目的もなく、成長したいという想いもなく生きてましたが、
26歳くらいの頃に転職したベンチャー企業の同僚たちに影響され、
なんだかよくわからないけれどとにかく成長したい、という欲求が生まれました。

けれどその後数年間は、目標を立てても、達成までの方法がわかっておらず、
努力できない、成長しない、進まないというジレンマがありました。

この頃は自己啓発本ライフハックの記事などをよく読んでいました。
その知識は後で活きましたが、意識だけ高くても何も変わらないことは実体験から理解できます。

外発的動機づけとは実際的に何が違うのか

人から認められたり、給料が上がるなどの利益がないと行動しないのが外発的動機づけです。
もし見返りがなかったとしたら、努力が認められなかったら、そこでその人は止まってしまいます。

この実際的な違い以上に、当人の満足感というところが重要だと考えています。
外発的動機づけで動く人は、常に焦燥感を感じているなど、人生の満足感が低いという調査があります。

本質的な目的と対外的な目的

本質的な目的

  • 自己の成長
  • 親密な交友関係
  • コミュニティーへの貢献

対外的な目的

  • お金、経済的な成功
  • 容姿のイメージ
  • 権力や地位
脳科学と心理学から幸福について学ぶ、映画「happy-しあわせを探すあなたへ」 - かじまるの人生日記
人生のスパンで見ると大きく違いが出る

年をとっても新しいことを学び続けたいとイキイキしている高齢者がいますが、
それはこの内発的動機づけを持っている人でしょう。
そういう人は長い人生、多くの時間を満足して過ごしてこれたのではないかと予想しています。

逆にそうではない人が、
仕事を引退すると生きがいをなくし、
うつになったりぼーっとして不満足な余生を送ることになる人ではないかと考えています。
退職してうつになったというのはよく聞く話です。

もちろん、当人以外に、
その家族や社会に与える影響が大きく変わってくることも、容易に考えられます。

2. 努力をすること

30歳になって英語を学び始めたとき。
ようやく努力(行動)が伴うようになってきました。

ITについては、仕事だし趣味なので勉強はしてましたが、
英語はほぼゼロからなので、モチベーションの維持や、習慣づけ、勉強の方法など、
少しずつの積み重ねで徐々に努力ができるようになりました。
逆に意識を変えるなどで急に努力ができるようになることは少ないと感じます。
命の危機や災害に遭うなどで急に大きく変わる人はいますが。

これを箇条書きすると、

  • 強いモチベーションを持つ
    • キッカケが必要。見返してやりたいなどのネガティブなものでも強いモチベーションにつながるのでこの際は利用したい
    • 追い込まれた状況に自分を置く
  • 成功体験(自己効力感)を積む
    • 小さなことであっても「達成できた」という経験は、成功体験、自己効力感の上昇につながる。これが充分あると「自分にはできる」と自信を持って新たなことでも挑戦できるようになる
  • モチベーションを維持する
    • 英語ならTOEICで点数をアップさせるなど、継続的な成長の実感が維持につながる。ただし、目標が高すぎると失敗体験の方が増えるので、適切なレベルの目標にすること
    • 一緒にやる仲間や応援してくれる家族がいると良い
  • 習慣づけ
    • 促進要因を増やす。例えばダイエットでジョギングを習慣にしたいなら、好きな音楽を聴くようにすると、ジョギングという行動を増やす要因にできる
    • 阻害要因を減らす。例えば冬の朝に走ると、寒くて行動しないことの要因となり得るので、暖かい日中や、夜に風呂で身体を温めてから走るようにする
    • 完璧主義にならない。習慣が途切れても気にせず、またやる気が出たら始めよう、という意識
  • やり方を知る
    • 英語ならその効率的な勉強方法、ジョギングなら楽に走れる・故障しないための走法などが存在する。そういった知識を始めに学習しておくことが結局は効率的である


この努力する能力を習得した以降は、
ITの学習についても「緊急ではないけれど重要」なものにも取り組めるようになり、
大きくスキルアップすることができるようになりました。

一度これができるようになると、
次からは強いモチベーションは必要ないですし、習慣づけも楽にできるはずです。
だから受験を乗り越えた高学歴の人間は、社会に出てもその他との差が開くばかりなのだと思います。

3. 考え方

31歳の時にITベンチャーにて、自分では解けないレベルの課題を優秀な人に教えてもらう中で、
難題への取り組み方、考え方を会得しました。

これは普遍的で本質的な考え方なので、あらゆることに応用できています。
ただ、感覚的な部分が多く説明が難しいので、ざっくりとだけ説明してみます。

ある課題があったとして、
まず目的を明確にします。最終的にどうあればいいのか、解決できない場合もなぜできないのかまで突き詰めます。
会議でも、その目的をしっかりと意識して相手の話を聞き、結論を導きます。
数学やプログラミングでは、やり方を覚えるのではなくて、すべて論理的に理解するつもりで解きます。
取り組む中で、課題をマクロな視点とミクロな視点を必要に応じて柔軟に切り替えます。

当たり前のことしか書いてない気がします><

ただ以前は、考えているようで考えていない、という状態だったと認識しています。
人間は考えることに対する脳コストを嫌いますので、自ずとそういう状態になってしまいがちです。
けど、本当の考え方ができるようになるためには、それを打破し、突き詰めて考えること、これが大事なポイントでしょうか。

4. 健康

32歳の時、上記のITベンチャーで自分の能力を超える課題に対峙し続けたせいか、
脳がおかしくなって動けなくなり、うつになりました。
それを克服する中で、健康の状態というのは身体だけでなく、
脳のパフォーマンスにも大きく影響するものだということがわかりました。

これも箇条書きで。

  • 記憶するためには充分な睡眠が必要
    • 多くのことを覚えた日は、8時間ほど寝るようにしています。
  • やる気と違って気力は消費するものだということ
    • 消費しすぎるとその日休んだだけでは回復しないし、気力が減ると考えるための力が失われます。仕事が忙しくても40%ほどの消費を限度として、休息するようにしています。うつになったときは数ヶ月間の毎日、気力をゼロにしていました。
    • ブラック企業的な、「気力を振り絞って」とか「死ぬ気で」というのは、やる気すらない人間になら良い効果となることもあると思いますが、既に気力を使い過ぎている人間に対しては逆に仕事のパフォーマンスを落とすことになります。
  • 有酸素運動と筋トレを継続する
    • 有酸素運動によるセロトニンはストレスを軽減させるし、筋トレも脳に良いことがわかっています
    • 健康な身体を維持することは、病気の予防になります
  • 身体の疲れやすさは脳のパフォーマンスにも影響する
    • 疲れやすさは身体の方にのみフォーカスしがちですが、脳のパフォーマンスも下がっているはずです。身体の疲れやすさを実感しているなら、重く捉え、その改善に注力すべきです。
  • 糖分を取りすぎないこと
    • 食事も注意するポイントが多くあると思いますが、直ちに影響が出るわけではないので、まだ実感ができてません。ただ糖分はインスリンの問題など影響が出やすいので特に注意しています。
  • プチ断食かオメガ3やココナッツオイルが大事そう?
    • シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」を読んで完全無欠コーヒーを飲み始めたら、一段と元気になり、仕事のパフォーマンスも上がりました。コーヒーにバターとココナッツオイルが入っています。朝に完全無欠コーヒーを飲む生活だと15時間ほど断食状態になっているので、その効果も見逃せません。
    • サプリメントで、DHAEPA、フラックスオイルなどのオメガ3も摂っていますが、これは効果が出ているのかわかりません。

最後に

前職で上記の考え方を得た後すぐにうつ病で退職したので、それを発揮する機会はずっとありませんでした。
そしてうつ病で健康について理解し、今年4月に復職した際に初めて「考え方」と「健康」の2つを活用することになったことで、
このタイトルにあるような大きな変化を実感したのでした。

学習能力が最大化、と書いてますが、あくまで自分のポテンシャルにおいての話で、
他人と比較して優秀という理屈にはなりません。
あと優秀な人のこういった「やり方」「経験」など聞いてみたいです。

とりあえず今は、
自分にとって最高の状態を活用し、できる限りの成長、成果を出し続けて、充実した人生を送れています。


シリコンバレー式 自分を変える最強の食事

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僕のうつ病エピソード

前回は自分のうつの経験から得た知識をまとめました。
kajimaru.hatenablog.com


この記事は僕の2年間のうつ病エピソードです。

うつ病遍歴

2015年3月、前年末からの忙しいプロジェクトが続く
体重が減り、ため息が増え、脳の疲れが取れなくなっていた
仕事は気力を振り絞ってやっていた
プライベートでは、ほとんど有意義なことができなくなっていた

2015年10月、仕事をしていたら頭の働きと身体が停止して早退

精神科へ行きうつ病と診断される
退職

うつ病について学習し、薬を飲んで休養した
自分のうつは軽度に違いないからすぐ治るだろうと思っていた

半年経っても治らず、再度治療法について調査

TMSと光トポグラフィー検査を知り、その検査では確かにうつ病だと診断される
TMSを1回やったらその日は調子が良かったので、期待して30回分60万円支払い

5ヶ月後、TMSが終わっても治っておらず

ITエンジニアのうつに詳しいとあった精神科に行ってみるが、結局は薬を変えて出すだけ。治らず

その時の薬の副作用への対処を調べていて「うつ病ドリル」との出会い
海外からサプリメントプロテインを取り寄せて栄養療法を始める

寝込むことがあまりなくなり、50%の回復感
が、まだ疲れやすさや頭がボーっとして働かない症状が残っていた

低血糖症や貧血の検査を受けても問題なし

ふとネットで「B-rainクリニック」を知り、副腎疲労やリーキーガット症候群を知る

B-rainで血液検査、食物アレルギーの検査

2017年3月、検査の結果、副腎疲労、遅延型フードアレルギー、リーキーガット症候群の疑いと診断される
副腎や腸を回復させるため新たな栄養療法を開始

2017年5月現在、うつ症状はなく、体力も90%ほど回復

うつ病になるまで

20代半ばまで全く努力をしないどころか、
目標もなくそれでいて不安もなく、ただただ能天気に生きてきました。

25歳の頃にバリバリのベンチャー企業に転職し、そこで周りの刺激にあてられて成長意欲を持ちました。
そこから、読書、本の読み方、勉強、やる気の出し方続け方、集中の仕方、短眠、「7つの習慣」などなど、
自己啓発やら、はてブライフハックやらを漁る日々が続き、徐々に頑張ることができるようになって、
31歳になった頃から、ついに努力も集中も、思い通りにできるようになってきました。

5年以上もがいて、ようやく欲求と行動が合致し、僕にとってそれは大きな喜びでした。
仕事はずっと集中して行い、終わったらそのままカフェに行って仕事やその勉強をして、24時くらいに帰る、
休日もダラダラなんてしたくなかったので、家事などをやったらあとは勉強してました。
自分が本当にやりたいことがやれている感覚、こういう生活に充実を感じていました。

さらに、自分の成長欲は内発的動機づけによるもので外部からの働きかけ(承認など)を必要としないので、
またこれが歯止めを効かなくしていた要因でもあったかと思います。

徐々に脳の疲れが取れなくなり、すぐにオーバーヒートするようになり、それについて「ヤバイ」とは思ってましたが対処がわからず、結局うつになりました。

うつ病になってから

最初の1年間くらい、2日に1度は1日中寝込む日があるという状態でした。
起きられる日にはうつ病について調べたり、
社会復帰できないかもしれないから、この社会から離れて生きていく方法として、自給自足やサバイバルについて調べたり、実際に山でサバイバルしてみたり、自給自足をやっている人に連絡してみたり、と少しは行動もしてました。
人間として原始的な生きる力を得たいという想いを強く持っていました。
治らないことにも不安は感じていませんでした。
治らなかった時はどうしようかと具体的には考えませんでしたが、そうなった時はまた改めて検索しよう、と。

元々がものすごくポジティブなので、常に前向きだったし、不安や焦りや自殺願望みたいなうつ病っぽいのはなくて、
ただ扁桃体がおかしくなってたからか、嫌な思い出がフラッシュバックしてくる時期はありました。

うつ病が治ってこれから

4月に復職して1ヶ月経ちました。
まだ疲れやすいですが、うつの時のような脳のヤバさは全くありません。

正直、今は普通の人よりもうつになりにくいと思っています。
根拠はこんな感じです。
・ストレス軽減:ジョギング、瞑想を継続できる、無駄と思える時間も大事にする
・栄養:玄米と魚と野菜を食べて、足りない分はプロテインサプリメントで補う
・認知:頑張ってもいい限度を知っている

今の職場はまたベンチャーなので、やりがいが大きく、意欲が出ざるを得ません。
この一年で、また多くを勉強して成長する予定です。
健康と仕事、バランスを大事にしていくことを心しています。
そして1年後くらいに、婚活を始めようと思います。

最後に

もがいてた時期によく見た記事では、
「自分に限界を設けない、仕事に妥協しない、無駄な時間をなくす」
こういったことを善とするもので、自分もそうなりたいと思い続けていました。

今の社会、資本主義に対してそれが常識で何も疑問に思わなければ、
自然とこういった思い込みになるのではないでしょうか。

何が大事かは失ってみないと気づけない。

そんな月並な言葉で締めたいと思います。<(`・ω・´)

最新の知識と治療を取り入れてうつ病を治しました

うつ病から社会復帰しました。
薬を飲んで休養するだけでは治らず、多くを学び試すことになり、
結果的にうつ病の本質にかなり迫れたのではと思っているので、共有します。

まず大事なこと

うつはまだ原理が解明されておらず、治療法も確立していないことを知る

うつについて調べると、本によって、人によって色んなことを言ってるのがわかります。
何が正しいのかわからなくなります。
なので心構えとしては、どの治療法で治るかわからない、一つの治療法に固執しないことが大事だと考えます。

理論を知ろうとする

完全には解明されていないけど断片的にはわかってきています。
うつ病患者の脳の海馬は萎縮しているとか、ストレスによって副腎から出されるコルチゾールというホルモンが何か作用しているとか。
なぜ自分がうつになったか、どの治療法が正しいのか、自分に合うのかを判断するためには、やはり理論を知ることでそれを自分の状態と照らし、判断するしかないのです。
普通に精神的ストレスでうつになり、薬と休養でだいたい治った人には理論は必要ないと思いますが、再発しないためにはやはり知った方が良いです。

医者はアテにならない

心療内科、精神科は特にひどいそうです。
自分の経験だと、精神科だけで3つの医院に行きましたが、そこでわかったのは医者は患者に合う薬が見つかるまで色んな薬を処方し続けるだけ、ということでした。
詳細は後述しますが、薬は対症療法に過ぎない可能性が高いし、薬の副作用のリスクもある。そして患者の認知を改善するような本質的な治療も行わない。
会社用に診断書をもらうだけと割り切った方が良い気がします。

基本的な理論など

心の風邪という表現について

うつ病は脳の病気です。一般的には神経伝達物質の異常ですが、最近は海馬の萎縮、扁桃体の肥大化という脳の変質がわかってきています。

精神的に弱い人がなる病気なのか

ストレスが原因であるのは間違いないですが、精神的ストレス以外に、身体的ストレスも同様に原因となります。マルチタスクや深い思考を長時間行い、その脳ストレスを解消する休養も充分に取れていなければ、注意する必要があります。

どういう状態がうつ病なのか。診断基準について

一般的にはDSMという診断基準を用いて問診によって診断されます。なので、うつな状態が続いてるんですよ、と言えばそれはうつ病だと診断されるわけで、このDSMを導入されたことが、近年のうつ病患者激増の理由だとされています。問診以外だと、光トポグラフィー検査という脳の血流量を検査することで診断するものがあり、問診よりは確度が高いと思ってます。最近の研究ではそういった脳の状態から診断するというアプローチをよく見かけます。

どうすれば治るのか

・基本的には、ストレスのある環境を変えてこれ以上ストレスを抱えないこと、休養によって脳や臓器を回復させることが必要です。
・薬で治る人は5割くらいと言われています。SSRISNRIという薬がポピュラーですが、これは神経伝達物質に作用するもので、モノアミン仮説というものを根拠にしています。が、あくまで仮説であって、最近は否定されることが多いです。僕の考えでも、薬は対症療法に過ぎず、海馬などの脳細胞を回復させるアプローチの方が本質的な治療だと思ってます。
・薬以外だとECTやTMSでの治療が有名で、ECTでは、精神的な症状が主なうつ病に関しては9割が治るというデータがありますが、脳へのダメージが怖いというのがあります。僕が試したTMSは30回セットで60万円以上と高額で、受けた日は調子が良いことがありましたが、それが恒久的なものにはならず、結局は対症療法なのかなという印象です。TMSで治ったという人も知っているので、治療の選択肢には入れても良いと思います。
・「うつ病ドリル」というサイトでは、管理人が論文などすごく調べられていて、脳細胞の回復を促進する方法としてプロテインやオメガ3などのサプリメントを摂る栄養療法を勧めています。僕はこれで50%ほど回復したし、手軽にできるので、うつになったらすぐにやりたい治療です。
・あまり知られてないですが、副腎疲労とリーキーガット症候群も疑うべきです。副腎や腸はうつ病と大きく関わっていて、そのダメージが結果的にうつを引き起こしている可能性があります。これは血液検査で調べることができ、治療は食事制限やプロバイオティクスなどのサプリメントが有効です。あまり対応している病院がなく、あっても治療費が高いなど現状では難しいです。一応僕が行ってオススメできる病院を挙げておくと、神奈川にある「B-rainクリニック」というところになります。
・瞑想は萎縮した海馬を回復させることができるそうです。瞑想していると、睡眠とは違った脳への作用を感じることができ、効果がありそうだと感じました。確信はできませんでしたが。

うつ病が治ったことの判断は

半年間症状が出なかったら「寛解」とされ、一応それで治ったとされてますが、うつ病になりやすい人は認知の歪み(物事の捉え方が悲観的など)ゆえにストレスを抱えやすい人がほとんどで、その歪みを修正しないと再度うつになった時と同じ状況になれば再発してしまうことになります。うつの再発率が6割もあるのはこれが原因だと考えてます。
症状がなく、何が原因でうつになったかを知り、認知の歪みが修正できて初めて「治った」と言えます。(修正の仕方は次に書く認知行動療法です)

予防するには

・ネガティブ思考ゆえにストレスが大きい人は、認知行動療法がおすすめです。やり方はネットでも見つかりますが、これは自分の弱さと向き合う必要があり中々難しいものなので、それができるカウンセラーを探した方が良い気がします。
・どうやってもストレスになってしまう状況はあると思います。勇気を持ってそこから脱することも必要です。その判断をするにも認知行動療法が有効です。
・ストレスが溜まってもそれを解消する行動ができていれば良いので、ジョギングや瞑想やマルチビタミンやオメガ3を摂るという、健康的とされる生活がやっぱり必要です。
・うつになりそうもない性格の人は、その思い込みゆえに気付かず重症化してしまいそうなので、誰もが可能性のある病気だという認識を持つことです。僕はそれでうつだとわかるのに半年以上かかりました。

何年も治らない人向け

・薬の副作用がうつ症状になってないですか?
・副腎疲労を疑ってみましたか?
・リーキーガット症候群を疑ってみましたか?
・まずは栄養療法だけでも試してみてください。
・少し意志力があるなら、認知行動療法を行い、ストレスフルなマインドを修正しましょう。

最後に

知り合いにうつ病だと告げると、高確率でその人の過去だったり、周囲の人がうつ病であると打ち明けられました。
予想以上にうつ病で悩む人は多いんだなと。
また、何年も、数十年も患っている人も多くいて、その中には良い医者につけず、充分な知識がないゆえに対処できてない人も多いのだと思います。
そこで強く思ったのは、こんなにも多くの患者がいて、国の損失も大きいはずなのに、まともな知識が共有されず、まともな医療機関も見つかりづらいという現状への疑問でした。
製薬会社の利権だ、という意見もよく見ますがどうすればいいんでしょうかね。
まずはうつについて多くの人が正しい知識を持とうと意識し、同じく疑問を持つ人が増えて、この現状が変わることを願ってます。

アドラー心理学の一般的な捉えられ方、そしてその実践者の実際

最近タイトルのことについてわかったことがあったので書きます。

アドラー心理学のコミュニティに参加した

アドラー心理学のコミュニティを探していたので、
都内でやっているアドラー心理学の互助会みたいなものに参加しました。

その自己紹介では、参加の目的として以前のアドラー記事で書いたように、
アドラー心理学の実践者と話してみたい
・何か課題があり、それをアドラー心理学で解決しようとしている人と話してみたい
と伝えました。

そして、主催者と初参加の僕ら3人が対面してお悩み相談の形になり、
その時の説明で、日本におけるアドラー心理学のコミュニティは、
まず「日本アドラー心理学会」があり、
そこから岸見一郎さんや平本あきおさん、ヒューマン・ギルドを作った岩井さんが分かれていったらしいです。
自分の知らないコミュニティがあるかと期待してたんですが、知っているものしかありませんでした。

岸見一郎さんと平本あきおさんのカウンセリング、コーチングは実際に見たことがあり、
Facebookでもフォローして見ているけど、この二人は本物だと確信できるし、カウンセリングの経験値もすごいので、憧れの存在です。
ここの主催者は、そんな二人のディスりから始まってしまいましたが(笑)

他に二人の相談者がおり、まさにアドラー心理学を用いて解決することが適切だと感じるような相談内容だったけれど、
この主催者のカウンセリング?アドバイスがひどくて、
目的論への意識からか「それはこういうことが目的ではないか?」と目的を探すことに終始し、
これからどうするか、という段階に入ることはありませんでした。

ちょうど岸見さんがその大事なことを言っていたので引用します。

https://cybozushiki.cybozu.co.jp/articles/m001277.html
アドラー心理学のカウンセラーは、相談に来た人に「どうしたいんですか?」「どうなりたいんですか?」とたずねます。
「今、こういうことができない」と言ってきた時に、その原因を分析してもほとんど意味がない。

アドラー心理学の理論をうわべでしか理解していない人がこうやってカウンセリングをしてみることって
もしかしたら多いんじゃないかと思いました。
まずは自分にそれができないこと、間違っているかもしれないことを自覚して、カウンセリングの形ではなく、お互いから学び合いをするべきだと思います。


あと、相談者の発言で、
「嫌われる勇気」を読んで衝撃を受けたけど、これからどうすればいいのか具体的な方法が書いてなくて残念、ということでした。
「嫌われる勇気」は具体的な行動レベルのことは書いてなかったかもしれないけど、
アドラー心理学は何かを知れば・何かを行えば実践できるものではなくて、
常識や思い込みや捉え方などを、数年から十数年かけて修正していくものです。
実践することが難しいものだと知ることなしには、安易な解決法にばかり目がいってしまうのだろうと思います。

そこで、認知行動療法はその認知の改善を促進するものだと考えているので、それについては勧めておきました。
あとは主催者の立場を潰してもいけないので、ずっと黙ってました。

このコミュニティへの参加で、
アドラー心理学は、こういう風に捉えられることがあるのだな、ということに気づけました。

もちろん、会社の同僚や友達にも聞いたりしているけど、
ほとんどの方は興味がないか知らない、知っていてもタイトルだけで勘違いしている人が多く、
未だに本が売れ続け、注目されている心理学であるにも関わらず、意外だと思うことがよくあります。

アドラー心理学の実践者を見つけた

僕は直接話せなかったので、聞いた話になります。

アドラー心理学が実践できていると感じる人が2人いました。
両者、20代前半の新社会人でした。

何をもってそう判断したか、そのポイントは、
・自己をよく認識している
・人からどう思われるかを気にしてない(嫌われることを厭わない)

その結果、どういう特徴を持っていたか
・他人からはよく変わっている、と言われる
・他人にはあまり興味がない感じだが、近しい人は大事にしている
・自分が幸せかどうかや心理学には興味なし
・見た目や雰囲気は地味
・社会に対する批判、周りに対する愚痴を言わない
・社会人に成り立てで、仕事をしたくないというのはもちろんなく、でも成功してやろうというガツガツさも全くない

これといった特別性はないように感じられるけど、
僕がアドラー心理学を実践している人の重要な要素だと思うことはまさにこういうことです。

どう思われるかを気にしないというのは、鈍感とか空気を読まず勝手を行うということではなく、何を思われようとそれに恐怖しないということ。これは承認欲求からの脱却や、自己受容につながります。
周りに同調しないので、「変わっている」と言われることになるし、独りでいる勇気があるので、ことさらに多くの人と交友関係を持とうとも思わない。
人間として強いので不幸に陥ることがなく、翻ってそれは幸福であるかどうかへの興味もない、ということになります。
批判や愚痴を言わないのは、自己責任論が身についているということ。これも強さがなければ不可能です。

僕の場合だと、
若い頃はほぼ上記の通りで、ノリは軽かったので表面だけ見ると全く違う人間に見えたはず。
そして、大人になって大きな課題にぶつかり、心理学、人間の幸福、自分と他の人との違いなどについて興味を持ち始めたことで、現在の僕とはさらに違っていると感じます。
ただ大事なのは判断ポイントの部分で、そこは変わりません。

実践するためにはこの心理学の知識はそれほど必要なことではないと思います。
この心理学は特別なものではなく、精神的に健康に生きていれば自ずとそうなっていくものだと考えているからです。
ただ、他人への接し方という点においては、アドラー心理学の知識がないと、弱い人間がいるということに気づけず、適切な接し方が難しいのでは、とも感じています。


そして一人の方には大事なことが聞けました。
どう育てられたかということです。

自分がやろうとすることを親に制限されることはなく、それについてのアドバイスだけされてきた、と。
過干渉や過保護とは真逆の、岸見さんが書いていたアドラー心理学流の子育てだと思ったし、
本当にこういう強い人間に育つのかという実例ができて、有意義な情報でした。
もちろん、この子育て情報だけでは判断できないので、本当は親御さんに直接話をしたいところですが。

親御さんがどうしてそのような子育てができたかについても聞けてません。
僕が親なら、色んな子育て論やアドラー心理学を知ることなしに、同じようにできたかどうかはわかりません。
どうすればそんな親になれるのか。その普遍的な方法について知りたいのです。

最後に

この二つの経験から、アドラー心理学の理解と実践の難しさ、
そして実践するのなら、大きな勇気と年月が必要で、
できることなら幼少期からの適切な教育が必要だと改めて感じました。
アドラー心理学がいかに間違って捉えられるのかも。

そして、
このブログの大きな目的であった、アドラー心理学の実践者と話したい、ということが難しくなってきました。
実践者であろう人は幸福や心理学がメインのブログは興味がなく、自分がアドラー心理学の実践者だという認識すら持たないだろうということがわかったので。
実践者であり、そのことについての自覚をしている人を探す必要があるんですね。
コミュニティでも、このブログからでも期待が薄いとなると、他にどうしようか模索中です。

高卒が30歳から英語を始めてTOEIC実質0から800点を取り英会話もできるようになった話

英語や、勉強することの下地がない人をターゲットにしています。
TOEIC攻略や英語学習記事はたくさんあるけれど、
英語を勉強してこず、勉強の仕方すらわからない状態の人向けのものは見たことがなかったので、自分の経験からそれを書きます。

外人さんと遊ぶ程度の英会話ができて、TOEIC800点が取れて、
ネットでの調べごとでわざわざ翻訳することもない分量の文を読むくらいの英語力を2年半で得た時の経験です。

学習前の英語力

to不定詞や関係代名詞はもちろんわからない。
普通に生きていればアルファベットや5W1Hは知ってると思うのでその程度。
TOEICの模試をやってみたら、何を言っているか全く聞きとれないし、リーディングの問題も全くわからなかったので、TOEIC実質0点ということです。

中学一年生の最初の試験の後に勉強自体を辞めてしまい、英語の授業ではほぼ寝てました。
社会人になって英語に触れる業務では、英語部分を無視して仕事をしていたので、かなり効率が悪かったです。
30歳になる頃、そのときの会社を退職して次の仕事を始める前に、英語を勉強しようと思い立ちました。

英語力の伸び

フィリピン留学前

1ヶ月ほど、中学英語の文法書と、瞬間英作文と、Duoを勉強していました。
Duoの文がほぼ理解できず、文の構造が理解できないと単語も頭に入ってこなかったので、結局は中学英語の文法の理解にとどまりました。

3ヶ月のフィリピン留学

1ヶ月ほどは先生の言うことが全く理解できず、自習時にただ文法や単語を勉強する日々でした。
2ヶ月経った頃には、5文型やto不定詞や関係代名詞など、修飾について考えながら会話していましたが、反射的に話すことはできませんでした。
3ヶ月経って卒業後する頃には、正しい文法とDuoレベルの単語でフィリピン人と会話ができるようになりましたが、会話の速さ、難度が上がると聞き取りが全くダメでした。
帰国後に初めて受けたTOEICでは420点ほどでした。

再就職してからも学習を続けて合計2年半

忙しい職場で、プライベートでも仕事の学習をする必要がある状況でしたが、英語の学習も毎日1時間半ほど継続していました。
最初の年にTOEICは650点まで取りましたが、まだまだ聞き取りも読み取り速度・精度も低レベルでした。
学習を初めて2年半後、TOEIC800点を取り、聞き取り、読み取りともに大きく向上していて、少しながら英語ができるという実感を持つことができました。

とりあえず現状はここまで。

英語を学習するうえで大事だと思うこと

・英語の学習方法
・スピーキングやライティングの出力系
・普遍的な勉強の仕方
・モチベーションの保ち方
・勉強の習慣

最初の二つ以外は、何かを新たに学ぶ際、ほぼ全てに必要な要素となります。
ただ、この記事は学習の仕方がわからないレベルの人向けのものでもあるので、ココが大事です。
これを知ることなしに英語を学ぼうとすると、挫折し、何が本質的に間違っていたのかを気づくこともなく、英語の苦手感だけが増してしまいます。

下に詳しい内容を書いていきます。

英語の学習方法

単語や文法、発音などどういう順序で学ぶか、どういう教材が優れているかなど気になりますが、これははてブで探すと良記事がたくさん見つかるのでそちらを参照してください。

はてなブックマークで「english」タグの人気順
http://b.hatena.ne.jp/search/tag?q=english&sort=popular

例えば、
英語上達完全マップを10ヶ月やってみた

基本的にはざっとですが、

  1. まずはForestレベルの文法を身につける
  2. Duoレベルの単語力をつける
  3. 「みるみる」音読パッケージの簡単なレベルから、難しいレベルの音読のトレーニング(かなり時間がかかる)
  4. TOEICの公式問題集をやる(TOEIC挑戦はモチベーションにもなり、効果的な学習もできるのでオススメ)
  5. 英会話ならオンライン英会話や瞬間英作文で出力系を鍛える

週一で通う英会話教室や聞くだけで英語ができるという教材などは、すべてを把握していないため断定はできませんが、語学を学ぶための本質的な努力なしには、まともな力はつかないものだと考えた方が良いです。
@HAL_Jさんがやっているサウスピークのようなところだと、最も効率的に英語ができるようになると思うのでオススメですが。

スピーキングやライティングの出力系

英語の基礎ができていないのにいきなり英会話から入るのは非効率です。
簡単な文ならすぐに使えるようになるので、海外旅行目的であればこれで良いでしょうが、
それ以上の目的があるなら、やっぱり文法や単語、そしてリーディングやリスニングの入力系を最初にやるべきです。
フィリピン留学の中で、東大生など受験でこの入力系ができているので、出力系の習得が2週間ほどでできていました。
僕の感覚でも、入力系で英語の基礎ができていると、出力系はちょっとした慣れで割合すぐにできる感じでした。
TOEIC高得点者でも英会話ができないと揶揄されることがありますが、そういう人なら少し海外に滞在すればすぐに喋れるようになるだろうと思います。

普遍的な勉強の仕方

その学び方を学ぶ

僕が英語学習を始める前、上記のようにその学び方から調べ始めました。
まずその学習に取り掛かる、というのも大事ですが、長期的に見ればその効率的な学び方を知るのと知らないのでは大きな差が出てきますので、最初は学習とその学び方の学習を並行して行うことが良いと思います。

暗記物は復習大事

2chの勉強板みたいなところで、「復習をしないなら勉強をするな」という言葉を見かけました。
文法や単語など、復習をしないと数日後にはもう忘れてしまいます。
怖いのがここからで、数日で忘れたという現実から自信をなくし、やる気を失って、せっかく勉強をしたにも関わらず、それがマイナスにもなるということです。
学習の効果を高めるため、そして自信を失わないためにも、復習をしないなら勉強をしない方がまだマシというくらいに、暗記物では復習を重視する必要があります。
復習の頻度も、エビングハウス忘却曲線を意識して決めた方がいいです。

論理的に理解しながら進める

留学先の生徒で、英会話をただノリだけで習得しようという人が何人もいました。
例えば「もう一度言って」という英語を、ただ「Please say that again」と丸暗記するだけでは、すぐに壁にぶち当たって伸びなくなります。
僕がプログラミングを学習し始めた時も同じで、なぜここはこう書くか、というルールや仕組みを論理的に理解しないと学びが悪く、応用もできずに非効率となります。
ちなみに幼児期の英語学習では、言語の習得機能が大人とは異なるので、論理的に理解せずとも耳で聞くだけで習得できると言われています。

語学は勉強というよりトレーニング

英語を学ぶにあたって多くの時間を占めたのは、速い音声を聞き取れるためのトレーニング、難しい文章を速く理解するためのトレーニングでした。
単語や文法のように、ただ覚えれば習得できるというのは楽なものですが、すぐには効果を実感できずに何回も行う必要のある地道なことこそ、大変で重要なことです。
学ぶものの種類によって、このトレーニングが必要かどうか判断できることも大事です。

モチベーションの保ち方

僕の場合は、まず仕事で使うという大きな動機があり、
その後、留学をすること、外人の彼女を作ること、TOEICに挑戦するという課題を設けてモチベーションを維持するための行動をしました。

でも大事だと感じたのは、この取り決めたモチベーションではなく、日々の学習や成長によって得られるモチベーションでした。
努力がきちんと自分の能力に反映されるということは、継続的なモチベーションとなります。
英語学習の時は、1日に1時間半ほど集中して学習すると、1ヶ月ごとに大きな成長が実感でき、それが大きなモチベーションになっていました。
これが例えば週に2回の英会話教室のみの学習だと、いつまでも成長が実感できず、いずれはモチベーションを失っていくでしょう。

勉強の習慣

僕と同じレベルなら、勉強をするための力がないことが予想されます。
正攻法であれば、
・小さな目標を立て、少しずつ勉強の習慣をつけていく
・習慣を阻害する要因をなくし、促進する要因を増やす
などがありますが、ここで挫折することも多いと思うので、英語なら留学、他のスキルであればそれを使う仕事で、やらざるを得ない状況を作るのが一番です。
勉強する力がつけば、あとは他のどんな勉強でも応用できるので、まずは最初の勉強のみ、少しの決断が必要かと思います。
あとは勉強している人が多いカフェや図書館に身をおくこともオススメです。

ちゃんとした大学に行った人は大学受験までにこれができてますので、やはり社会でも強いなぁと感じます。

今後、英語学習は必要か

ここまで書いといてアレなんですが。
明確な必要性がない限り、僕と同じレベルから始める人には勧めません。
やはり一朝一夕には身につかないスキルなので、英語はITに任せ、他の重要なことにリソースを使った方が良いと考えます。
最近Google翻訳が大きな進化をして、近い将来にコミュニケーションに問題ないレベルまで進化することが予想できました。
バイスの進化も合わせて、言語の違いが障害となることは今後なくなっていくでしょう。

フィリピン格安英語留学とフィリピーナロマンス

2013年2月、30歳になったばかり。
3社目の会社を辞め、また転職前の期間を使って、フィリピンのセブ島に話題の格安英語留学に行きました。期間は3ヶ月です。
前年末に父親が病気で亡くなったところで、母親は一人で寂しい気持ちに違いないのに申し訳なかったと思う。

なぜフィリピンに英語留学したか

お仕事で英語を使うんだけど、英語力がリアルに中学一年生レベルだったので、どうにかしようと思って。
フィリピンでの留学は、安く、長時間英語に触れる環境が得れると聞いて。

3ヶ月の費用の合計はざっと考えて70万円以内だったはず。
セブ島への往復は、一回乗り換えが必要な格安チケットで6万円くらい
・学費と寮費(3食付き)で1ヶ月11万円くらい
・おやつや遊ぶお金は月に5万円〜10万円ほど

留学生活

卒業シーズンの大学生が多かったおかげで学校生活を再度体験できて、すごく楽しかったです。
寮に住み、1日5時間から8時間のマンツーマンレッスンとグループレッスン、毎日の単語テスト、
3食は食堂でみんなとワイワイ食べて、
休日はセブ島観光、近くのイオンみたいな商業施設に行ったり、クラブに行ったり。
レッスン以外の自習では、主にDuoを使って単語、Forestを使って文法、ベレ出版の瞬間英作文で会話の学習をしていました。

写真とともに

マンツーマンレッスンは、「キュービクル」と呼ばれる小さな部屋で行います。先生は、フィリピンの若い女性が多いです。
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グループレッスン
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毎週末のクラブ。
フィリピンでは遊びの一つとして普通にクラブで踊って飲みます。
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海で遊んだり
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フィリピンの広場では、ズンバと呼ばれるダンスなどでエクササイズが定期的に行われています。
みんなで踊るとすごく楽しいです。
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ゲイの先生と食事。このあと家に誘われたけど断りました。
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このレチョンという豚の丸焼きがめちゃくちゃうまかったです。
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ボクシングを体験したり
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ある観光地で
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英語はできるようになったのか

留学前に、中学英語を一通り復習する本と、瞬間英作文の練習はしてたのですが、
始めの2週間はフィリピン人先生の言っていることが全くわからず、
自分の言うべきことも全く英語として出てこず、
レッスン中ずーっと先生の話を無言で集中して聞いているしかなく、
自分は英語ができないんじゃないかと不安でした。
先生側も、固まってる僕を奇妙に思っていたみたいです。

大学受験などである程度基礎をつけているとか、TOEICなら600点レベルになってから留学した方が効率良いです。
先生からの説明も英語なんで、それが理解できるようになるまでは数週間無駄にするかも。
耳はどんどん慣れていき、3週間目くらいから単語が聞き取れてきて、それは2週間ごとに上達した感覚がありました。

3ヶ月が終わろうとする頃、学校の卒業式のときはまだ3語くらいの文しか言えない状態だったんですが、
その後にフィリピン人先生の友達と遊んでたら、急に英語が反射的に出るようになり、先生から「very talkative!(すごくおしゃべり!)」と言われるくらいになりました。
頭の中で、SVO、関係代名詞がこうなって、前置詞がこうで、動詞変化が〜と長らく論理的に考えていたことが、カチッとハマり、一気に出たのだと思います。
あれは快感でした。

聞き取りはまだまだ苦手で、帰国後、初めて受けたTOEICでは、420点くらいだったと思います。
その夏に仕事を始めた段階では650点、
そして、学習開始から2年半の2015年5月に800点まで到達して、仕事で英語に躓くこともほとんどなくなりました。
英語が全然できない人向けの学習法として、別エントリで書きます。

フィリピーナロマンス

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留学前の英語学習法の調査のときに、一番の近道は外人の彼女を作ることだ!というのを見てたので、
フィリピン人の彼女を作ろうと決めてました。

2人と付き合い、フィリピーナにハマってしまうという結果になりました。
「ピンボケ」というフィリピーナにハマることを表現する言葉が存在しているらしいです。
日本ではフィリピンツアーやフィリピンパブなど、昔からフィリピーナとは関係が深く、書店でもそういったルポルタージュ的な本をいくつか見つけて読みました。
もちろん、おじさんが若いフィリピーナを買春するという状況があっての話です。

僕は普通の恋愛(だと思ってますが)をしてハマったんですが、理由としては、
フィリピーナのホスピタリティや、恋愛感情を中心とした嫉妬や熱烈な表現だと思います。

最初の子は、クラブでダンスしているときにお互い意識していて、帰りに電話番号を聞きに行ったら向こうから手を握ってきて、外人は情熱的だと思いました。
何度かデートして、すぐ別れました。その時はまだあまりにも喋れなくて、コミュニケーションが取れなかったです。

二人目は、入学して最初の授業を担当してくれた先生でした。
先生と生徒は恋愛禁止というルールがあったけど、友達の日本人2人も先生と付き合って、よくトリプルデートをしてました。

僕の卒業、帰国と同時にこの恋愛も終わっちゃうだろうなと思っていたら、
あちらから毎日Skypeが来たので関係は続き、帰国から1ヶ月後、今度は遊びとしてフィリピンに行きました。
滞在期間の20日間ほど毎日デートして、他のカップルと一緒に島に行ったり、プール行ったり、遊びまくりました。

しょっちゅうケンカして仲直りして、またそれも恋愛の良い刺激になってました。
それまで僕は、日本で付き合った彼女とはほとんどケンカしたことがなかったので。
フィリピンの男性は浮気性で有名で、ゆえに女性の方も、嫉妬深く、疑い深い。
でも、そういう女性の方も浮気するんです。これにはびっくりでした。
実は、僕の彼女は元カレとはまだ切れておらず、二股だったことがわかったし、
日本人の友達の彼女のフィリピーナも同じく二股。すごい(笑)

どういう論理なのだろうと考えましたが、
自分の恋愛感情を中心に考えていて、例えば2人の人を好きになってしまったらそれは悲劇的な自分となるし、
相手が浮気をしたら、それは当然裏切りとなって絶対許さない!という感じですかね。
日本人カップルも当然ケンカするし、感情的になるだろうけど、フィリピンではその度合が大きいと感じました。

最後に気づきなど

現地の人とコミュニケーションできるようになると楽しい

これまでの海外の旅とは違い、他の言葉をしゃべる人たちと意思疎通ができることがこんなに楽しいとは。
旅でも、町並みや祭事などの文化だけでなく、現地の人と話し、何を思っているのか普段何をしているのか、そういう人の文化を知ることが面白く、刺激的だと思います。

ダンスは幸福度を高める

これはアメリカの映画とか見ててそうだろうなぁとは予想してましたが、
やっぱり音楽に合わせて体を動かすということはすごく気持ち良いものでした。
日本でも何度かクラブに行って踊ったりしましたが、そのときは照れや、人から見られることを意識したりで、ダンスそのものを楽しんだことはなかったんです。
ただ身を任せてダンスするということ、そういう文化っていいなと思います。
家族ができたらWiiとかで日常的にダンスしたいと思っています。

フィリピーナとの恋愛以降、恋愛への意識が変わった

それまでの恋愛は全て3ヶ月以内に終わっていて、自分は恋愛するのに向いてないと思っていました。
ですが恋愛にハマる経験によって、これ以降の恋愛では普通の?恋愛ができるようになりました。

異性の好みはそれまでの文化で形成されたものである

僕は、最初からそのフィリピーナが好みだったわけではありません。
3ヶ月同じ部屋で授業を受けて、好みが変わったというか、
フィリピン系の顔が許容できてきて、そうすると普通に好きになりました。

普通、自分の異性の好みが変えられるものだとは思わないでしょう。変えようとも思わないはず。
日本に住んで自然に触れるテレビや雑誌の文化が異性の好みを形成するだけであって、
最初から持って生まれたものではないのです。

そこで思ったのは、自分の好みを制限し過ぎない方が良いということ。
こういうタイプじゃないと好きになれないという思い込みは、出会いや自分の世界の広がりをも制限してしまいます。
求めたタイプの人と両思いになれ、結婚もできる人なら、それはそれで良いんですが。

好みの人と結婚できなかった人や、恋愛がしたくてもできない人は、自分の好みを縛っていないかを意識してみて、
もしそうなら固定観念を捨て、素直に、前向きに異性と向き合うようにしたらどうかなと思います。
ただ、生理的に無理ということはあるので、無理に好みを捻じ曲げるということではないです。

結局はこれも、日本を出て常識や文化を脱した時に、自分の世界が広がる、ということです。
うまく言葉では説明できないけど、自分の中ではそれが一貫した意識としてしっかりと存在しています。

インド一周バックパッカーの旅をしたときのこと

2011年3月、28歳のとき。
2つ目の会社を辞めてまた転職するタイミングで、インドを旅しました。
インドに入る前、ストップオーバーで香港とマカオに寄り、合計40日間ほどの旅です。

なぜインド?

刺激、成長を求めて。
東南アジアを旅したときに知り合った旅の仲間たちの集まりで、
「これまでに訪問した国で一番刺激的だったところは?」という問いに、
ほとんどの人がインドを挙げたからです。
なんかカオスで危ない国、ということでした。

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この旅のあとしばらくは日本で出会うインド人にちょっと恐怖心がありました(笑)
旅では日常的に詐欺とか仕掛けられていたので。写真のインド人は変顔勝負をしたイイヤツです。

旅を写真とともに振り返る

香港

香港の夜景は東京では見れないほど凄かった。
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おかゆがめっちゃうまかった。
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魯肉飯まじうまかった!
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タイムズスクエアと見紛うばかりのネオン
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独房と見紛うばかりの安宿。
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マカオ

マカオタワーからの世界一高いバンジージャンプをしました。
夜に飛んだんですが、マカオの夜景がキレイで、そしてタワーの下は闇で吸い込まれそうな感じでした。
落ちる瞬間、体が傾いていく瞬間が一番怖かったけれど、それを過ぎると普通に面白かったですね。
当時26,000円くらいしたので、そこだけ躊躇しました。
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マカオのカジノ街
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インド

予算は一泊300円〜600円の安宿。南京虫にやられたことはないので幸運でした。
この写真はニューデリーのパハールガンジにある宿で、これが一番汚かったレベルです。
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基本的に露店のものを食べるようにしていて、ほとんど美味しく食べれました。
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タージマハルに行く日の前の日の夜、食中毒になってずっともだえていて、早朝に、路上に吐きながら向かいました。
観光後に地べたに座り込んでいると地元民が集まってきたので、iPodに入れたエロ動画を見せているところ。
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毎日下痢で、夜のバス移動の際についに我慢できなくなって途中で降り、明かりが全然ない村の道沿いで致しました。
途中で降りるとこの先どう行けばいいかわからなくなってしまうので路頭に迷ってたら、何かインド人が助けてくれてどうにかなった。
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人気スイーツ店。
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インドの南部へ向かう電車は20時間以上かかる区間が何度かあったはず。車内ではチャイ売りから買ったチャイを飲んだりしてました。
南部での移動はバスが多くて、それも10〜20時間かかることが何度か。青春18きっぷの旅の比ではない辛さだったはず。
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映画館。その時は日本人と一緒だったので、襲われそうになったら逃げよう!と事前に打ち合わせてました。
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砂浜に牛がいたりメリーゴーランドがあったり。
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インド人と食卓を囲む
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スイカジュースうまい!
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この変なお菓子うまい!
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しょっちゅうぶどうを房で食べてました。
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日本で食べれるインドカレーみたいなのは、露店では全然見れなくて、庶民は食べてないと思います。
ちゃんとしたレストランでなら食べれました。
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その他の写真
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気づきなど

常識や文化を超えてますます自由になる

インドでは、右手で食べて、左手で尻を拭く。始めの一回はちょっと抵抗があったが、すぐに慣れた。こうやって日本人としての常識、こうするのが当たり前ということをやぶるとき、「あ、やっていいんだ」という感覚によってますます自由になる。枠を超えて俯瞰的な視点が持て、常識はあくまでその文化での常識でしかないと気づく。

『常識とは、18歳までに身に付けた偏見のコレクションである。』とアインシュタインも言ってますね。

寛容さ

特にインドのお店の接客態度は悪い。日本の感覚だとイラッとして文句を言いたくなるだろう。でも、インドではそれが普通のことだ。日本が過剰なだけかもしれない、という別視点に立てる。自分を反省し、さらに寛容になれる。

リスクのクリティカルなラインまで攻める

何かを経験する際には、どういうリスクがあるかを知り、どこまでリスクを取れるかを考える必要がある。例えば、インドなどで人から何か誘われた場合は、リスクを全てをシャットアウトして無視するのではなく、何をやっちゃいけないのかのクリティカルなラインだけ意識して、そのラインまでは踏み込んで良いとする。これは知識や経験が必要なので、インド旅では勧めることはしないけど、こういう意識を持ち続けると、色んな経験ができるし、問題への見方が磨かれるだろう。これの対極がゼロリスクの考えで、これだと自分も社会も立ち行かなくなる。
リスクを取る覚悟があるからこそ、オープンマインドになれる。人として強くなる。

欲求に気づき、認めること

インドでタクシーに乗ってたら、運転手が通行人の女性を毎度ガン見していて、「インド人は自分よりも欲求に対して素直だ」とハッとしたことがある。
僕もキレイな女性がいたらガン見したいと思う。でも恥ずかしさや迷惑にならないよう制限しているに過ぎない。そういう欲求を悪いものとするのは高いレベルの文化にはなるだろうが、人間としては不自然なのだと思った。
それが許容できる社会というのは、男性も女性も、成熟した人格である必要がある。じゃないと弱者である女性が恐怖する社会になる。なのでそういう社会を求めるわけにはいかないけれど、人のこういう欲求に対しては自然なものとして受け入れることができる。

「旅」と「旅行」の楽しみの違い

日本人と一緒に歩いていると、そのときに体感しているものはその人とのコミュニケーションになってしまい、その地を体感するなら、一人で歩く必要があると感じた。これは、旅と旅行の楽しみ方の違いにも関係して、仲間と楽しみたいなら旅行でいいが、その地を深く経験、楽しみたければ旅でなければならない。

高学歴の人が好きな理由の一つ

卒業旅行の学生が多かったんだけど、ほとんどの学生が一流大学だった。面白いと思って、あるとき居合わせた4人に大学名を聞いたら、東大1人、阪大2人、京大1人という組み合わせ。すごい!みんな知的で良い人たちだった。やはり好奇心や成長欲求が高いんだろうなぁ。
僕が高学歴の人は面白くて好きという価値観を持つに至る一つの経緯。

日常を離れるとやりたいことに気づく

ネットやパソコンを使わない非日常な時間を過ごすと、やっぱ仕事好きだなとかパソコンを使いたいと改めて気づいた。あと、僕は「旅人」ではないようで、旅より日本での日常が好きだとわかった。

おわりに

旅では、訪問先の文化にできるだけ合わせることを意識しています。
例えばインドでは、ホテルに宿泊しレストランで食事をしツアーで観光をするだけだと、いくらインドを周ろうと、インドを『見た』だけに留まり、『経験した』とはなりません。
上に挙げた気づきも得れないでしょう。
旅行ならそれで良いんですが、インドで何かを得ようとするのなら、ぜひ現地民の文化に倣うことを意識するべきです。

僕は自分で経験してみて、『旅は自分の世界を広げる』『人間を大きくする』ということは、上に挙げたような気づきのことだと思ったんです。
日本の文化やこれまでの常識の壁を破った先に得るものは確かにあって。
興味があれば、ぜひ自分で経験してみて、どう感じたか、気づくのは数年後になるかもしれないけれど、素直な気持ちでチャレンジしてみて欲しいと思います。