かじまるの人生日記

いつも幸福な人間が、その人格を考察したり仲間を探すためのブログ

インド一周バックパッカーの旅をしたときのこと

2011年3月、28歳のとき。
2つ目の会社を辞めてまた転職するタイミングで、インドを旅しました。
インドに入る前、ストップオーバーで香港とマカオに寄り、合計40日間ほどの旅でした。

なぜインド?

刺激、成長を求めて。
東南アジアを旅したときに知り合った旅の仲間たちの集まりがあり、
「これまでに訪問した国で一番刺激的だったところは?」という問いに、
ほとんどの人がインドを挙げたからです。
なんかカオスで危ない国、ということでした。

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旅では、日常的に詐欺を仕掛けられ、むっつりした顔のインド人を多く見ていたので、
帰国してしばらくは日本で出会うインド人にちょっと恐怖心がありました(笑)
写真のインド人は変顔勝負をしようぜ!と誘ってきたイイヤツです。

旅を写真とともに振り返る

香港

香港の夜景は東京では見れないほど凄かった。
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おかゆがめっちゃうまかった。
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魯肉飯まじうまかった!
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タイムズスクエアと見紛うばかりのネオン
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独房と見紛うばかりの安宿。
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マカオ

マカオタワーから233mの世界一高いバンジージャンプをしました。
夜バンジーでしたが、向こうに見えるマカオのカジノホテルの夜景がキレイで、そしてタワーの下は闇で吸い込まれそうな感じでした。
落ちる瞬間、体が傾いていく瞬間が一番怖かったけれど、それを過ぎると普通に面白かったです。
当時26,000円くらいしたので、そこだけ躊躇しました。
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マカオのカジノ街
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インド

予算は一泊300円〜600円の安宿。南京虫にやられたことはないので幸運でした。
この写真はニューデリーのパハールガンジにある宿で、これが一番汚かったレベルです。
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基本的に露店のものを食べるようにしていて、ほとんど美味しく食べれました。使っている油が悪いのか、毎日下痢でした。
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タージマハルに行く日の前の日の夜、食中毒になってずっともだえていて、まだ日が明けない朝に、路上に吐きながら向かいました。
観光後にしんどくて地べたに座り込んでいると地元民が集まってきたので、iPodに入れたエロ動画を見せているところ。
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毎日下痢だったので、夜のバス移動の際についに我慢できなくなって途中で降り、明かりが全然ない村の道沿いで致しました。
途中で降りるとこの先どう行けばいいかわからなくなってしまって路頭に迷ってたら、何かインド人が助けてくれてどうにかなった。(よく覚えてない)
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人気スイーツ店。
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インドの南部へ向かう電車は20時間以上かかる区間が何度かあったはず。車内ではチャイ売りから買ったチャイを飲んだりしてました。
南部での移動はバスが多くて、それも10〜20時間かかることが何度か。青春18きっぷの旅の比ではない辛さだったはず。
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映画館。その時は日本人と一緒だったので、襲われそうになったら逃げよう!と事前に打ち合わせてました。
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砂浜に牛がいたりメリーゴーランドがあったり。
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インド人と食卓を囲む
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スイカジュースうまい!
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この変なお菓子うまい!
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しょっちゅうぶどうを房で食べてました。
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日本で食べれるインドカレーみたいなのは、露店では全然見れなかったので、庶民は食べてないと思います。
ちゃんとしたレストランでなら食べれました。
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その他の写真
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気づきなど

常識や文化を超えてますます自由になる

インドでは、右手で食べて、左手で尻を拭く。始めの一回はちょっと抵抗があったが、すぐに慣れた。こうやって、日本人としての常識、こうするのが当たり前ということをやぶるとき、「あ、これでもいいんだ」という感覚によってますます自由になる。枠を超えて俯瞰的な視点が持て、常識はあくまで今いる文化での常識でしかないと気づく。

『常識とは、18歳までに身に付けた偏見のコレクションである。』とアインシュタインの言葉を実感。

寛容さ

特にインドのお店の接客態度は悪い。日本の感覚だとイラッとして文句を言いたくなるはず。でも、インドではそれが普通のことで、日本が過剰なだけかもしれない、という別視点に立てる。そうすると、不寛容な自分を反省し、さらに寛容になれる。

リスクのクリティカルなラインまで攻める

何かを経験する際には、どういうリスクがあるかを知り、どこまでリスクを取れるかを考えておく必要がある。例えば、インドなどで人から何か誘われた場合は、リスクを恐れて全て無視するのではなく、何に応じてはいけないかのクリティカルなラインだけ意識して、そのラインまでは踏み込んで良いとする。これは知識や経験が必要なのでインド旅で勧めることはしないけど、こういう意識を持ち続けると、色んな経験ができるし、問題への見方が磨かれる。これの対極がゼロリスクの考えで、これだと自分も社会も立ち行かなくなる。
リスクを取る覚悟があるからこそ、オープンマインドになれる。人として強くなる。

欲求に気づき、認めること

インドでタクシーに乗っていたら、運転手が通行人の女性を毎度ガン見していて、「インド人は自分よりも欲求に対して素直だ」とハッとしたことがある。
僕もキレイな女性がいたらガン見したいと思う。でも恥ずかしさや迷惑にならないよう制限しているに過ぎない。そういう欲求を悪いものとすることは高いレベルの文化にはなるだろうが、人間としては不自然なのだと感じた。
それが許容できる社会というのは、男性も女性も、成熟した人格である必要がある。そうでないと弱者である女性や子供が恐怖する社会になる。なのでそういう社会を求めるわけにはいかないけれど、本当に幸福な社会というのは素直に欲求を出しても問題がない社会なのだろうと考えた。

「旅」と「旅行」の楽しみの違い

旅先で日本人と一緒に歩いていると、その瞬間に体感しているものはその人とのコミュニケーションになってしまい、その地を体感することをおざなりにしてしまっている。これは、旅と旅行の楽しみ方の違いにも関係して、仲間と体験を共有し楽しみたいなら「旅行」で、その地自体を体験して楽しみたければ「旅」でなければならない。

高学歴の人が好きな理由の一つ

インドで出会った日本人は卒業旅行で来た大学生が多かったが、ほとんどの学生が一流大学だった。面白いと思って、あるとき居合わせた4人に大学名を聞いたら、東大1人、阪大2人、京大1人という組み合わせ。みんな知的で良い方たちだった。やはり好奇心や成長欲求が高いんだろうと思う。
僕が高学歴の人は刺激的で好きという価値観を持つに至る一つの経緯。

日常を離れるとやりたいことに気づく

仕事や日常の雑事を考える必要がなく、ネットやパソコンを使わない非日常な時間を過ごすと、やっぱり仕事が好きだなとかプログラミングをしたいなと改めて気づいた。あと、自分は「旅人」ではないようで、旅より日本での日常が好きだとわかった。
これは、まだ社会を経験していない人だと気づけないはずで、自分のやりたいことを求め、仕事に打ち込んだのちに、こういった非日常の時間を設ける必要があると感じた。
ヨーロッパ人の長期休暇については、休みが長くて単に羨ましいとなりがちだが、まさにそういう時間が必要で、自分を振り返り、やりたいこと、今必要なことに気づき、スキル向上の努力や、仕事への活力が生まれ、ひいては仕事の生産性向上にもなるのではと考えた。

おわりに

旅では、訪問先の文化にできるだけ合わせ、現地民と触れ合うことを意識しています。
例えばインドでは、ホテルに宿泊しレストランで食事をしツアーで観光をするだけだと、いくらインドを周ろうと、インドを『見た』だけに留まり、『経験した』ことにはなりません。
上に挙げた気づきも得れないはずです。
旅行ならそれで良いですが、インドで何かを得ようとするのなら、ぜひ現地民の文化に倣うことを意識するべきです。

僕は自分で経験してみて、『旅は自分の世界を広げる』『人間を大きくする』ということは、上に挙げたような気づきのことなのだと感じました。
日本の文化やこれまでの常識の壁を破った先に得るものは確かにあって。
興味があれば、ぜひ自分で経験してみて、どう感じたか、気づくのは数年後になるかもしれないけれど、素直な気持ちでチャレンジしてみて欲しいと思います。