かじまるの人生日記

いつも幸福な人間が、その人格を考察したり仲間を探すためのブログ

「どうすれば現政権を倒せるか」を書いてみたけど

anond.hatelabo.jp

はてな匿名ダイアリーに政治について主張したいこと知りたいことを書いてみました。
特に反応なかったので、記録としてこちらに転載しておきます。

主張したかったこと、知りたかったことをまとめると、

  • まず政権交代の必要性は明確だよね、という確認
  • このままの状態、ただ投票を促すといった正攻法では政権交代は危ういので、無党派層(例え自民党支持層であっても)に響く言葉、それを伝える手段はないのか
    • 真実はネットでもTVでも本からでも出てると思うので、それがSNSで広く、自分ごととして捉えられるメッセージで伝われば・・
  • 上に立つ人間の人格を問う目を持たない・持てないのはなぜか

はてなにいるわかってる人の多くの意見が聞ければ、何かしらヒントが得れるかと思ってまして。
世の中が、利己的な人間が上に立ち、監視機関は懐柔され機能不全で、国民は受動的で変化がないことを願うだけであれば、どうしようもないと思います。

元記事

このままでは政権交代できるか危うい。革命も平和ボケした世の中では起こらないらしい。
じゃあどうすればいいかを考えたい。

無党派層自民党の組織票を入れる層ですら心変わりするような、情報、強いメッセージを広めることはできないか。
自民党ネットサポーターズは野党のネガキャンしてるだろうからその逆の勢力を作るとか。

自民党の政治能力は、コロナ対策で明らかになった。
成功している台湾の例から、水際対策の徹底、アプリの充実は当然やるべきだとわかるのに、全然できていない。
やってるふりのアベノマスク配布や、GOTO、アプリのずさんな保守、税金の横流しなど、無駄な支出をしてマイナスになることしかしていない。

つまりこれまでも、無能で自分たちの利権のための政治しかしていなかったということだ。
当然スクープされてあらわになった問題だけではないだろう。そうでないものは何倍もあると考えるのが自然である。
有効な経済政策はおろか、未来に渡って重要な少子高齢化対策や地球環境対策についても何もできていない。
もしこれまで成功したとされている施策があれば、それは他の党でもできたことだろう。

菅首相が人事権悪用によって霞ヶ関を動かしていたことも大問題である。
本当に日本を良くしたいと志す官僚ほど、理不尽を感じ、日本の未来に絶望して辞めていっただろう。
そういう人たちこそ日本を運営していく要だったのではないか。
官僚を志望する東大生も少なくなっているし、霞ヶ関の弱体化、破壊をしたといっても過言ではない。

現政権は日本にとってマイナスでしかない。

これを有権者にどう伝えるか。

例えば、 子を持つ親なら、子供が幸せに生きれるよう教育を受けさせたり、いじめられないためのことには熱心であるはず。
けど目に見えにくい国の在り方も、確実に子供の未来、幸福を大きく左右する。
そこを伝えていきたい。
いじめの問題にしても、学校や教育委員会自体に改善を求めるのは無理がある。政府が本質的な対策、制度を作らなければいけないのに、何も改善できていない。
新設される、こども庁のトップが二階になりそうだという絶望。
これから先、良い大学に入れて良い仕事に就くというのが、どれだけの価値を持つというのか。この暗澹たる未来で。

日々の仕事や子育てに忙殺されている状態で、政治に主体的に関心を持つというのは無理な話なので、
親同士のネットワークにアプローチし、簡潔にメッセージを伝え、バイラルでの広がりを促す。
こういうのって、成功しているwebサービスを運営してきたPMやITエンジニアならできるんじゃないのかな。

他にも、

  • コロナ医療に従事している医療関係者は、失策による感染者増加の責任を押し付けられ、給料は減らされているのに、たった一回の慰労金しか出さない政府を恨んで良い
  • コロナで職を失って貧困となったり、就職できなかった若者は政府を恨んで良い
  • 貧困家庭の保障に政府が無駄に使った税金を充てることができていたら、どれほどの人が救えただろう
  • コロナで家族を亡くした方、コロナで行動を制限されて、ストレス増加、家族関係が悪化した人も多いだろう
  • 格差が広がり生活が苦しい人が出てくると、手段を問わずに利益を得ようとする人が増え犯罪も増える
  • 間接的には、精神疾患や自己肯定感の低下による不幸を感じやすい人も増えるだろう

などと考えると、自民党支持者であっても、その得ることのできる利権以上に、不幸要素が大きいと理解してもらえるんじゃないか。

扇動は民主主義的でないし反対する人が多そうだけど、
(それ以外と比べて)最悪とされる民主主義はそれ自体を改良していかなければいけないし、
大手メディアを牛耳るなど情報統制したり、支持者に金配りして民主主義を壊し、独裁を行っている自民党に対抗するには、きれい事を言ってる場合ではない。
普通の人がサイコパスの思考に敵うのは難しいと思うが。

どういう情報、メッセージをどういう形で伝えるかの具体的なところは考えつかない。
週刊誌やネット記事で政権批判しても、それが一過性のものになっている感じがあるので、
政治のwebメディアを作り、情報をストックしていく必要があると考える。その場合は扇動というより公正に在るべきだが。
資金は、クラウドファンディングで集まらないだろうか。お金に余裕ある人の中で、既得権益を無視して社会貢献したいと思っている人も多いはず。

政権交代は、どの党が良いか、その後はどうするか。
まず重要なのは政権交代すること。
これ以上この最悪の政党に、政権維持を盤石にさせてはいけない。極論、交代先はどこでもいい。
政治家は私利私欲ではなく公益のために動きたいと思える人間がなるべきだと考えているので、
交代した後も、先のwebメディアや何やらを使って国民に伝えていく必要がある。
政治家を見た目や、堂々した振る舞いなんかで選ぶのではなく、本当は何をやりたい人間か、人格を問うように。
金や権力のために動いている人間かどうかは、その人の周囲の人間に聞けばだいたいわかるはず。
例えば小池都知事について周りの人間は権力に執着するだけの人間だとわかっているだろう。そんな人間は自分が目立つか重用されるかどうかの判断で施策を行うだろうし、リスクを伴う判断は失脚を恐れてなるべく行わないようにするだろう。国民のためではない。
考えれば当たり前のこと。
そんな当たり前を、みんなが理解し、着目するようにしなければいけない。この民主主義を続ける限り。

あと、ただ「みんな投票に行こう」とか、政権に問題がある時に「この状況は選んだ国民の責任」と言う人がいるが、これは害悪にもなる。

  • 複雑な社会システムゆえに自分がどういう政策、政党を選べばいいか判断できない(政策の副作用や、優先度など含めて、ほとんどの人間は正しく判断できない)
  • 日々の生活で手一杯で調べる考える余裕などない
  • 政治に期待できないので重要度が低い
  • 政治家を雰囲気で選ぶ層が多数である。それらの人は批判されるべきではなく、それが一般的な人間だと理解すべき

民主主義なんて、原始時代くらいシンプルで小さなコミュニティならうまくいくだろうが、現代まで代替できるものがないことがおかしいのだし、根本的には、共感能力のない強欲な人間が悪いのだ。
そいつらが自分たちが上に立てる仕組みを維持している。
責任を国民に転嫁するようなことは言わないで欲しい。

自分は政治のことは理解してないことも多く、わかってないまま書いてたりします。強いメッセージを、と思いあえて断定調にしてます。
問題提起をしておいて、意見を聞いてみたいと思って書きました。
まだまだ書きたいことがあるけど、これ以上ごちゃごちゃするのは避けたいので省略します。