かじまるの人生日記

いつも幸福な人間が、その人格を考察したり仲間を探すためのブログ

なんで選挙に行くべきかまだわかってない

参議院選挙に関する記事ではてブに挙がってきたものをいくつか読んだ。

anond.hatelabo.jp
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こういった、誰に投票しても同じなので意味がない、という記事に対して
はてブコメントやトラバで選挙に行くべき理由として書かれていたのは、

  1. 消費税増税年金問題など自分に関わる問題なんだから関心を持たなければいけない
  2. 死票になっても接戦なら当選者にプレッシャーを与えることができるし、当選者同士でも票の多さが発言力になるので一票でも大事
  3. 不適切な候補者が選ばれないようにしなければならない。悪い(?)政党の組織票に対抗しなければならない
  4. 投票すれば選挙特番が楽しく見れる。票を入れた候補者が当選すると嬉しい
  5. 選挙に行くのは常識だから。権利は行使した方が良いから

まず4は、楽しい嬉しいは投票することの必要性にはなってない。興味を持たせるために言ってるんだと思うが、興味を持っても後述の理由でやっぱり意味がないと思える。
5は、本質を見てない、思考停止でしかない。
3は、今の選挙の仕組みだと必要になるが、自分が投票したい候補者、政党がないことの裏返しなので本来はない方が良い。消極的理由。

そして1と2を理由として挙げる場合は、有権者が、政党やその公約について正しく理解できる環境が作られていることが前提となる。

というのも、

  • 公約が正しいものなのか、実現可能なものか、それを実施することの影響は把握できるか
    • 例えば、地域格差をなくす政策として最低賃金引き上げを掲げる党があるが、それを行うことで地方の企業が人を雇えなくなり、失業率が上がってしまうことにならないか。そうなれば結果的にさらに貧困者が増えてしまうし社会保証のために財政負担も増えてしまう。
    • 逆に格差を広げていると言われる安倍政権は本当にそうしたくてそうなっているのか。法人税を取りすぎると企業が海外へ行ってしまい結果的に税収が減ることにならないか。
  • 与党の公約の進捗、その結果を正しく知ることはできるか
    • 以前に投票した与党でも、選挙時に掲げていた公約がちゃんと実行され、良い効果を出したということがわからなければ、次の選挙で公約によって判断しようとは思えない
  • 各政党の本質は理解できるか
    • 「国民のため」として表面上はどうとでも装える。自民党経団連とつながっているというが、他の政党はどうなのかもわからないと選べない

こういったことを、すべての政党、公約について理解してなければ、判断して投票したと言えるのか。
そもそも有権者の大多数が、こんな複雑なことを調べて理解して投票しようとは思わない。

つまり、公約など国民に与えられる情報から、適切に候補者や政党を選ぶなんてことは不可能だということ。
投票の実態は「なんとなく」である。


とすれば、今の選挙は、明らかに不適切な人(政治の知識がない芸能人候補者だとか)や政党を当選させないようにするためでしかないとすれば、それを認め、そういう選挙の仕組みを課題とするところから議論をスタートさせなければいけないと思う。

選挙に行かないという人に対しては「選挙の仕組みがおかしいからしょうがないよね。でも行かないと不適切な候補者が当選しちゃうから行こうね」としか言えないはず。
そんなんでいいんだろうか。

ここまで書いたけど

僕の政治の知識は抜けてるし、政治ニュースを見ていないので、この考えはどこかで間違っている可能性が高いと思っている。
けど同じような課題感を持って考察してる人が見つからなかったのでわからない。

なんで多くの人が選挙行くべきって言うのか、納得できる答えを知りたい。

2度目のうつ病と脳波検査で予想外の結果

またやっちまいました。

kajimaru.hatenablog.com
前回うつ病のこの記事で、自分はうつにはなりにくくなったと書いてますが、なっちまいました。

2017年4月に再就職をして、すぐにプロジェクトリーダーとなり、部下が増え続け、
仕事を委譲するために教育してもそれが追いつかず、いつの間にか無理をしていて、
気づいたらため息が出て、疲れが取れず、休日も動きたくなくなって「あ、やばい」って。

でも今回は早めに気付けたし、そうしたらもう人生を壊してまで仕事やってらんないと思いすぐに辞めました。

それが去年の夏で、1年経った今ようやく元気になってきました。
今回は寝たきり期間は2ヶ月くらいだったけど、疲れやすさと、頭がぼーっとして思考ができないブレインフォグが長引きました。

今回の反省としては、
自分は責任感が強く、そのせいで無理してしまうことを自覚する必要があって、それを常に客観視しなければならないこと、
余裕がなくなると客観視もできなくなるので、仕事を抱えすぎないこと、です。

他にわかったのは、
マルチタスクは脳に大きなダメージを与えるということ。
複数のタスクを抱えるみたいなことではなくて、複数の複雑なことを同時に考えるなど、本当の意味でのマルチタスクがやばかったです。

今回の治療

前回の知識から、早寝早起き、適度な運動(ウォーキングと筋トレ)、オメガ3やマルチビタミンやプロバイオティクスなどのサプリメント摂取を基本として行っていました。
野菜やお肉などバランスの良い食事も大事なんですが、料理は気力が要るのであまりできず。
薬(SSRISNRI)は自分には効かないと判断していて、あと原因療法だとも思ってないので一切飲みませんでした。

休息しつつ健康な生活をしていてもブレインフォグが治らなかったので、
血液検査、脳波検査、重金属検査、2度目の遅延アレルギー検査などを行いまして、
そこで脳波検査について興味深い結果が出たので紹介します。

ちなみにブレインフォグの原因やその対策は特定できてません。
複数の要因、複合的な要因があるみたいで、とにかく全部対処して治ってきた感じです。

脳波検査で予想外の結果

前回お世話になっていたB-rainクリニックで、QEEGという脳波検査を受けました。
4万5千円と結構お高かったです。
脳波検査と言えばfMRIですが、fMRIはより高精度ではあるけれどさらに高額とのことでした。

この脳波検査でわかることは
・脳部位ごとの活性度。不活性であれば機能が落ちていることがわかる
・得意なこと不得意なこと
・脳の元々のポテンシャル

で、
自分の能力としては
・論理思考ややり抜く力(グリット)が得意
・言語能力、直感的思考、他者の気持ちへの理解が不得意

ということで、その結果の一部画像を公開。

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脳波検査(QEEG)

矢印の先、赤丸で示した側頭部は「高覚醒」になっていて、これは活動しすぎて逆に機能低下をしているということらしいです。
実は脳疲労を感じる時、よく側頭部あたりがギューっとなるような感覚があったので心当たりのある脳波でしたね。
(高覚醒・・ハイベータ波やガンマ波という高周波数において「ハイ」の状態であること)

そして予想外の結果というのは、
この側頭部の高覚醒状態を見て、不安や恐怖を司る扁桃体が活性化していると診断されたことです。

僕はネガティブな思考にはほとんどならないため、扁桃体は静かに安定しているものだと疑っていませんでした。
しかし、実際は扁桃体はストレスを受けていて、それを感情として評価するための眼窩部が鈍いのだろう、ということでした。

これを聞いた時は大興奮でした。
自分の認識が覆される瞬間は大好きです。

扁桃体が優秀だったのではなく、感情の受け取りが鈍いだけだったとは。
でも毎日楽しく生きているので、ネガティブ感情のみ受け取ってないとしたら何と都合の良い脳だこと。

これもそうわかってから心当たりが思い浮かび、
昔から、緊張する場面では特に思考の停止や身体の強張りを感じていたので、元々扁桃体は過敏だったのかもしれません。


この結果を以て、ストレスについて益々注意しておく必要があるとわかりましたし、
扁桃体を安定させるアプローチ、瞑想やスマートドラッグも必要だとわかりました。

雑記として、ゲームについて

気力がなくてもできることを探して、ゲームを始めることにしました。
そこで以前から気になっていたFPSというジャンルで、ちょうど目に入った「PUBG MOBILE」をスマホにインストールしました。

PUBGはバトルロワイヤルで銃で人を撃つゲームです。
これがすごく面白くて、アドレナリン、ドーパミンが強く出るのを感じてハマりました。
Youtubeでゲーム実況というのも面白く、未だに「れいしー」さんという実況者の動画を見てます。

一方で、これを子供の頃に経験するのは非常にマズイなと感じました。
これだけドーパミンの出るゲームだと、その他のことに刺激を得づらくなり、ゲームに依存するリスクが増えるはずです。

僕の場合は、活動できるようになるにつれて自然とゲームをやらなくなりました。
依存から脱するにはその他の充実が必要、ということは実感としてよくわかります。

あとはゲームの技術がすごいですね。
自分のキャラが銃を撃つとリアルタイムに相手に届いてダメージとなるし、装備を変更したら相手の画面でもそれが共有される、それが広い範囲で、複数のキャラで、細かい動きも、、
どんな通信でどんなデータベースになっているんだろう。
ゲーム開発を知らない者にとっては謎の技術だと感じます。

疲れてる人って多いんだな。これまで試したこと

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これを読んで、自分もこれまで疲れや気力のなさから色々試してかなり改善してきたので書いておきます。

大事なことは、まず疲れの原因とその対処は複数あり、自分がどれに当てはまるのかを知ることと、
そして疲れていると、それをどうにかしようという意欲さえも失っていることが多く、元気になれば自分の価値観や世界が全く変わってくるかもしれないということです。

疲れというものを体系的に検査し、採るべき対処法を提示してくれる医療機関が一般的に存在して欲しいと切に思います。

自分の疲れの経験は

  • 中学生時代から社会人になるまで、授業中はほとんど寝ていて、部活(辛すぎないレベル)を終えて帰ると、ご飯を食べてすぐ寝ていた
  • 社会人になって数年間、仕事中眠いし集中できないし、帰宅してもテレビを見るかゲームをするだけだった
  • 32歳、うつになって一日中寝ていた

という感じです。
対処しようと思えたのは20代後半で、あらかた対処し終えたのは34歳くらいの頃です。


そして、知る限りの原因と対処法です。

1. 副腎疲労

kajimaru.hatenablog.com
この記事にも書いてますが、
あまり知られていない病気だけど、不摂生な食生活は生活習慣病のリスクだけでなく、腸などの臓器にも大きな負担がかかっているはずで、この副腎疲労になる可能性は充分にあり、これが原因である人はかなり多いんではないかと予想しています。
対処としては、刺激物を摂取しないことや、ビタミンやオメガ3、プロバイオティクスなどの摂取が必要ですが、今のところ専門機関による検査を元に決める必要があるはずなので、そこを探して行くのが良いと思います。
僕が行った、神奈川県にある「B-rainクリニック」は信頼が置ける医院です。

2. 炭水化物不耐性、低血糖症

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これもかなり多い印象です。
この記事の対処法で良いと思います。
糖分を断つのは難しいですが、最初だけ我慢すればあとは意外なほど楽です。

3. 基礎体力の低下

デスクワークの社会人は、運動の習慣を作らないと基礎体力がなくなるので、ちょっとしたことでも疲れてしまいます。
僕はジョギングや水泳は普通に楽しめるのでオススメしたいですが、みんながそうではないんでしょうね。
運動の習慣化は難しいことだと思います。少しずつやるとか、成功体験を積むなどが必要だと思います。
ちなみに最近「b-monster」が楽しそうでやってみようか検討してます。

4. やる気のなさ

気持ち的な話ですが、これは侮れません。
日常をめんどくさい、ダラダラしたいと過ごしていると、その「疲れた気分」がデフォルトになってしまっている人もいると思います。
作業興奮」の例だと、めんどくさいことでも一生懸命やってみるとスッキリと楽しくできてしまったり、疲れた気分の時に運動すると気分爽快になって他のこともやろうと思えたり。
ドーパミン、アドレナリン、セロトニンなど脳のホルモンの作用なので当然のことですね。

でも、身体的な原因による疲れでやる気がない場合の方が多いはずなので、まずは身体的な方から疑い、対処するのがオススメです。

5. マインドワンダリング

起きてしまった失敗や不安な未来について、あれこれ思い悩んでしまうことですが、
これはかなりストレスの原因になり、うつの原因にもなり得るので、疲労とは違いますが入れてみました。
認知行動療法を行うことで、考え方を変えていくのが良いと思います。

6. 貧血、働きすぎ、寝不足

一般的なものです。選択肢に入れておきます。

うつ病から復帰したら学習能力が最大化して仕事ができるようになっていた

うつ病から回復し、社会復帰して4ヶ月経ちました。
ベンチャー企業でITエンジニアとして働き始めましたが、
4ヶ月目で10人近くのエンジニアを抱えるリーダーの立場になっていました。

開発中のシステムはまあまあ複雑なもので、
まずその仕様とプログラムを全体的に読んで理解したのち、
追加機能を要件定義して開発タスクを振り、開発補助ツールの開発、
すべての開発者のプログラム(プルリクエスト)をレビューしてリリース、
緊急で重大なバグはすべて自分が修正してリリースするということを主にやっています。

以前は自分が開発した機能であっても、しばらく経つとそのプログラムの内容を忘れていたし、
日に一度はハマってしまう(技術的な困難に突き当たる)ような体たらくだったのに、
今のこの業務がこなせるまでの成長に自分で驚いています。

新しい理論でも素早く理解、記憶してそれを使うことができるし、
人生の中で34歳の今が一番学習能力が高いと感じています。

この変化をもたらしたのは4つのポイント、スキルがあると分析しているので、
それを得た順に説明します。

1. 内発的動機づけによる成長欲求

まずは欲求がないと始まりません。

若い頃は全く努力せず、目的もなく、成長したいという想いもなく生きてましたが、
26歳くらいの頃に転職したベンチャー企業の同僚たちに影響され、
なんだかよくわからないけれどとにかく成長したい、という欲求が生まれました。

けれどその後数年間は、目標を立てても、達成までの方法がわかっておらず、
努力できない、成長しない、進まないというジレンマがありました。

この頃は自己啓発本ライフハックの記事などをよく読んでいました。
その知識は後で活きましたが、意識だけ高くても何も変わらないことは実体験から理解できます。

外発的動機づけとは実際的に何が違うのか

人から認められたり、給料が上がるなどの利益がないと行動しないのが外発的動機づけです。
もし見返りがなかったとしたら、努力が認められなかったら、そこでその人は止まってしまいます。

この実際的な違い以上に、当人の満足感というところが重要だと考えています。
外発的動機づけで動く人は、常に焦燥感を感じているなど、人生の満足感が低いという調査があります。

本質的な目的と対外的な目的

本質的な目的

  • 自己の成長
  • 親密な交友関係
  • コミュニティーへの貢献

対外的な目的

  • お金、経済的な成功
  • 容姿のイメージ
  • 権力や地位
脳科学と心理学から幸福について学ぶ、映画「happy-しあわせを探すあなたへ」 - かじまるの人生日記
人生のスパンで見ると大きく違いが出る

年をとっても新しいことを学び続けたいとイキイキしている高齢者がいますが、
それはこの内発的動機づけを持っている人でしょう。
そういう人は長い人生、多くの時間を満足して過ごしてこれたのではないかと予想しています。

逆にそうではない人が、
仕事を引退すると生きがいをなくし、
うつになったりぼーっとして不満足な余生を送ることになる人ではないかと考えています。
退職してうつになったというのはよく聞く話です。

もちろん、当人以外に、
その家族や社会に与える影響が大きく変わってくることも、容易に考えられます。

2. 努力をすること

30歳になって英語を学び始めたとき。
ようやく努力(行動)が伴うようになってきました。

ITについては、仕事だし趣味なので勉強はしてましたが、
英語はほぼゼロからなので、モチベーションの維持や、習慣づけ、勉強の方法など、
少しずつの積み重ねで徐々に努力ができるようになりました。
逆に意識を変えるなどで急に努力ができるようになることは少ないと感じます。
命の危機や災害に遭うなどで急に大きく変わる人はいますが。

これを箇条書きすると、

  • 強いモチベーションを持つ
    • キッカケが必要。見返してやりたいなどのネガティブなものでも強いモチベーションにつながるのでこの際は利用したい
    • 追い込まれた状況に自分を置く
  • 成功体験(自己効力感)を積む
    • 小さなことであっても「達成できた」という経験は、成功体験、自己効力感の上昇につながる。これが充分あると「自分にはできる」と自信を持って新たなことでも挑戦できるようになる
  • モチベーションを維持する
    • 英語ならTOEICで点数をアップさせるなど、継続的な成長の実感が維持につながる。ただし、目標が高すぎると失敗体験の方が増えるので、適切なレベルの目標にすること
    • 一緒にやる仲間や応援してくれる家族がいると良い
  • 習慣づけ
    • 促進要因を増やす。例えばダイエットでジョギングを習慣にしたいなら、好きな音楽を聴くようにすると、ジョギングという行動を増やす要因にできる
    • 阻害要因を減らす。例えば冬の朝に走ると、寒くて行動しないことの要因となり得るので、暖かい日中や、夜に風呂で身体を温めてから走るようにする
    • 完璧主義にならない。習慣が途切れても気にせず、またやる気が出たら始めよう、という意識
  • やり方を知る
    • 英語ならその効率的な勉強方法、ジョギングなら楽に走れる・故障しないための走法などが存在する。そういった知識を始めに学習しておくことが結局は効率的である


この努力する能力を習得した以降は、
ITの学習についても「緊急ではないけれど重要」なものにも取り組めるようになり、
大きくスキルアップすることができるようになりました。

一度これができるようになると、
次からは強いモチベーションは必要ないですし、習慣づけも楽にできるはずです。
だから受験を乗り越えた高学歴の人間は、社会に出てもその他との差が開くばかりなのだと思います。

3. 考え方

31歳の時にITベンチャーにて、自分では解けないレベルの課題を優秀な人に教えてもらう中で、
難題への取り組み方、考え方を会得しました。

これは普遍的で本質的な考え方なので、あらゆることに応用できています。
ただ、感覚的な部分が多く説明が難しいので、ざっくりとだけ説明してみます。

ある課題があったとして、
まず目的を明確にします。最終的にどうあればいいのか、解決できない場合もなぜできないのかまで突き詰めます。
会議でも、その目的をしっかりと意識して相手の話を聞き、結論を導きます。
数学やプログラミングでは、やり方を覚えるのではなくて、すべて論理的に理解するつもりで解きます。
取り組む中で、課題をマクロな視点とミクロな視点を必要に応じて柔軟に切り替えます。

当たり前のことしか書いてない気がします><

ただ以前は、考えているようで考えていない、という状態だったと認識しています。
人間は考えることに対する脳コストを嫌いますので、自ずとそういう状態になってしまいがちです。
けど、本当の考え方ができるようになるためには、それを打破し、突き詰めて考えること、これが大事なポイントでしょうか。

4. 健康

32歳の時、上記のITベンチャーで自分の能力を超える課題に対峙し続けたせいか、
脳がおかしくなって動けなくなり、うつになりました。
それを克服する中で、健康の状態というのは身体だけでなく、
脳のパフォーマンスにも大きく影響するものだということがわかりました。

これも箇条書きで。

  • 記憶するためには充分な睡眠が必要
    • 多くのことを覚えた日は、8時間ほど寝るようにしています。
  • やる気と違って気力は消費するものだということ
    • 消費しすぎるとその日休んだだけでは回復しないし、気力が減ると考えるための力が失われます。仕事が忙しくても40%ほどの消費を限度として、休息するようにしています。うつになったときは数ヶ月間の毎日、気力をゼロにしていました。
    • ブラック企業的な、「気力を振り絞って」とか「死ぬ気で」というのは、やる気すらない人間になら良い効果となることもあると思いますが、既に気力を使い過ぎている人間に対しては逆に仕事のパフォーマンスを落とすことになります。
  • 有酸素運動と筋トレを継続する
    • 有酸素運動によるセロトニンはストレスを軽減させるし、筋トレも脳に良いことがわかっています
    • 健康な身体を維持することは、病気の予防になります
  • 身体の疲れやすさは脳のパフォーマンスにも影響する
    • 疲れやすさは身体の方にのみフォーカスしがちですが、脳のパフォーマンスも下がっているはずです。身体の疲れやすさを実感しているなら、重く捉え、その改善に注力すべきです。
  • 糖分を取りすぎないこと
    • 食事も注意するポイントが多くあると思いますが、直ちに影響が出るわけではないので、まだ実感ができてません。ただ糖分はインスリンの問題など影響が出やすいので特に注意しています。
  • プチ断食かオメガ3やココナッツオイルが大事そう?
    • シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」を読んで完全無欠コーヒーを飲み始めたら、一段と元気になり、仕事のパフォーマンスも上がりました。コーヒーにバターとココナッツオイルが入っています。朝に完全無欠コーヒーを飲む生活だと15時間ほど断食状態になっているので、その効果も見逃せません。
    • サプリメントで、DHAEPA、フラックスオイルなどのオメガ3も摂っていますが、これは効果が出ているのかわかりません。

最後に

前職で上記の考え方を得た後すぐにうつ病で退職したので、それを発揮する機会はずっとありませんでした。
そしてうつ病で健康について理解し、今年4月に復職した際に初めて「考え方」と「健康」の2つを活用することになったことで、
このタイトルにあるような大きな変化を実感したのでした。

学習能力が最大化、と書いてますが、あくまで自分のポテンシャルにおいての話で、
他人と比較して優秀という理屈にはなりません。
あと優秀な人のこういった「やり方」「経験」など聞いてみたいです。

とりあえず今は、
自分にとって最高の状態を活用し、できる限りの成長、成果を出し続けて、充実した人生を送れています。


シリコンバレー式 自分を変える最強の食事

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事

僕のうつ病エピソード

前回は自分のうつの経験から得た知識をまとめました。
kajimaru.hatenablog.com


この記事は僕の2年間のうつ病エピソードです。

うつ病遍歴

2015年3月、前年末からの忙しいプロジェクトが続く
体重が減り、ため息が増え、脳の疲れが取れなくなっていた
仕事は気力を振り絞ってやっていた
プライベートでは、ほとんど有意義なことができなくなっていた

2015年10月、仕事をしていたら頭の働きと身体が停止して早退

精神科へ行きうつ病と診断される
退職

うつ病について学習し、薬を飲んで休養した
自分のうつは軽度に違いないからすぐ治るだろうと思っていた

半年経っても治らず、再度治療法について調査

TMSと光トポグラフィー検査を知り、その検査では確かにうつ病だと診断される
TMSを1回やったらその日は調子が良かったので、期待して30回分60万円支払い

5ヶ月後、TMSが終わっても治っておらず

ITエンジニアのうつに詳しいとあった精神科に行ってみるが、結局は薬を変えて出すだけ。治らず

その時の薬の副作用への対処を調べていて「うつ病ドリル」との出会い
海外からサプリメントプロテインを取り寄せて栄養療法を始める

寝込むことがあまりなくなり、50%の回復感
が、まだ疲れやすさや頭がボーっとして働かない症状が残っていた

低血糖症や貧血の検査を受けても問題なし

ふとネットで「B-rainクリニック」を知り、副腎疲労やリーキーガット症候群を知る

B-rainで血液検査、食物アレルギーの検査

2017年3月、検査の結果、副腎疲労、遅延型フードアレルギー、リーキーガット症候群の疑いと診断される
副腎や腸を回復させるため新たな栄養療法を開始

2017年5月現在、うつ症状はなく、体力も90%ほど回復

うつ病になるまで

20代半ばまで全く努力をしないどころか、
目標もなくそれでいて不安もなく、ただただ能天気に生きてきました。

25歳の頃にバリバリのベンチャー企業に転職し、そこで周りの刺激にあてられて成長意欲を持ちました。
そこから、読書、本の読み方、勉強、やる気の出し方続け方、集中の仕方、短眠、「7つの習慣」などなど、
自己啓発やら、はてブライフハックやらを漁る日々が続き、徐々に頑張ることができるようになって、
31歳になった頃から、ついに努力も集中も、思い通りにできるようになってきました。

5年以上もがいて、ようやく欲求と行動が合致し、僕にとってそれは大きな喜びでした。
仕事はずっと集中して行い、終わったらそのままカフェに行って仕事やその勉強をして、24時くらいに帰る、
休日もダラダラなんてしたくなかったので、家事などをやったらあとは勉強してました。
自分が本当にやりたいことがやれている感覚、こういう生活に充実を感じていました。

さらに、自分の成長欲は内発的動機づけによるもので外部からの働きかけ(承認など)を必要としないので、
またこれが歯止めを効かなくしていた要因でもあったかと思います。

徐々に脳の疲れが取れなくなり、すぐにオーバーヒートするようになり、それについて「ヤバイ」とは思ってましたが対処がわからず、結局うつになりました。

うつ病になってから

最初の1年間くらい、2日に1度は1日中寝込む日があるという状態でした。
起きられる日にはうつ病について調べたり、
社会復帰できないかもしれないから、この社会から離れて生きていく方法として、自給自足やサバイバルについて調べたり、実際に山でサバイバルしてみたり、自給自足をやっている人に連絡してみたり、と少しは行動もしてました。
人間として原始的な生きる力を得たいという想いを強く持っていました。
治らないことにも不安は感じていませんでした。
治らなかった時はどうしようかと具体的には考えませんでしたが、そうなった時はまた改めて検索しよう、と。

元々がものすごくポジティブなので、常に前向きだったし、不安や焦りや自殺願望みたいなうつ病っぽいのはなくて、
ただ扁桃体がおかしくなってたからか、嫌な思い出がフラッシュバックしてくる時期はありました。

うつ病が治ってこれから

4月に復職して1ヶ月経ちました。
まだ疲れやすいですが、うつの時のような脳のヤバさは全くありません。

正直、今は普通の人よりもうつになりにくいと思っています。
根拠はこんな感じです。
・ストレス軽減:ジョギング、瞑想を継続できる、無駄と思える時間も大事にする
・栄養:玄米と魚と野菜を食べて、足りない分はプロテインサプリメントで補う
・認知:頑張ってもいい限度を知っている

今の職場はまたベンチャーなので、やりがいが大きく、意欲が出ざるを得ません。
この一年で、また多くを勉強して成長する予定です。
健康と仕事、バランスを大事にしていくことを心しています。
そして1年後くらいに、婚活を始めようと思います。

最後に

もがいてた時期によく見た記事では、
「自分に限界を設けない、仕事に妥協しない、無駄な時間をなくす」
こういったことを善とするもので、自分もそうなりたいと思い続けていました。

今の社会、資本主義に対してそれが常識で何も疑問に思わなければ、
自然とこういった思い込みになるのではないでしょうか。

何が大事かは失ってみないと気づけない。

そんな月並な言葉で締めたいと思います。<(`・ω・´)

最新の知識と治療を取り入れてうつ病を治しました

うつ病から社会復帰しました。
薬を飲んで休養するだけでは治らず、多くを学び試すことになり、
結果的にうつ病の本質にかなり迫れたのではと思っているので、共有します。

まず大事なこと

うつはまだ原理が解明されておらず、治療法も確立していないことを知る

うつについて調べると、本によって、人によって色んなことを言ってるのがわかります。
何が正しいのかわからなくなります。
なので心構えとしては、どの治療法で治るかわからない、一つの治療法に固執しないことが大事だと考えます。

理論を知ろうとする

完全には解明されていないけど断片的にはわかってきています。
うつ病患者の脳の海馬は萎縮しているとか、ストレスによって副腎から出されるコルチゾールというホルモンが何か作用しているとか。
なぜ自分がうつになったか、どの治療法が正しいのか、自分に合うのかを判断するためには、やはり理論を知ることでそれを自分の状態と照らし、判断するしかないのです。
普通に精神的ストレスでうつになり、薬と休養でだいたい治った人には理論は必要ないと思いますが、再発しないためにはやはり知った方が良いです。

医者はアテにならない

心療内科、精神科は特にひどいそうです。
自分の経験だと、精神科だけで3つの医院に行きましたが、そこでわかったのは医者は患者に合う薬が見つかるまで色んな薬を処方し続けるだけ、ということでした。
詳細は後述しますが、薬は対症療法に過ぎない可能性が高いし、薬の副作用のリスクもある。そして患者の認知を改善するような本質的な治療も行わない。
会社用に診断書をもらうだけと割り切った方が良い気がします。

基本的な理論など

心の風邪という表現について

うつ病は脳の病気です。一般的には神経伝達物質の異常ですが、最近は海馬の萎縮、扁桃体の肥大化という脳の変質がわかってきています。

精神的に弱い人がなる病気なのか

ストレスが原因であるのは間違いないですが、精神的ストレス以外に、身体的ストレスも同様に原因となります。マルチタスクや深い思考を長時間行い、その脳ストレスを解消する休養も充分に取れていなければ、注意する必要があります。

どういう状態がうつ病なのか。診断基準について

一般的にはDSMという診断基準を用いて問診によって診断されます。なので、うつな状態が続いてるんですよ、と言えばそれはうつ病だと診断されるわけで、このDSMを導入されたことが、近年のうつ病患者激増の理由だとされています。問診以外だと、光トポグラフィー検査という脳の血流量を検査することで診断するものがあり、問診よりは確度が高いと思ってます。最近の研究ではそういった脳の状態から診断するというアプローチをよく見かけます。

どうすれば治るのか

・基本的には、ストレスのある環境を変えてこれ以上ストレスを抱えないこと、休養によって脳や臓器を回復させることが必要です。
・薬で治る人は5割くらいと言われています。SSRISNRIという薬がポピュラーですが、これは神経伝達物質に作用するもので、モノアミン仮説というものを根拠にしています。が、あくまで仮説であって、最近は否定されることが多いです。僕の考えでも、薬は対症療法に過ぎず、海馬などの脳細胞を回復させるアプローチの方が本質的な治療だと思ってます。
・薬以外だとECTやTMSでの治療が有名で、ECTでは、精神的な症状が主なうつ病に関しては9割が治るというデータがありますが、脳へのダメージが怖いというのがあります。僕が試したTMSは30回セットで60万円以上と高額で、受けた日は調子が良いことがありましたが、それが恒久的なものにはならず、結局は対症療法なのかなという印象です。TMSで治ったという人も知っているので、治療の選択肢には入れても良いと思います。
・「うつ病ドリル」というサイトでは、管理人が論文などすごく調べられていて、脳細胞の回復を促進する方法としてプロテインやオメガ3などのサプリメントを摂る栄養療法を勧めています。僕はこれで50%ほど回復したし、手軽にできるので、うつになったらすぐにやりたい治療です。
・あまり知られてないですが、副腎疲労とリーキーガット症候群も疑うべきです。副腎や腸はうつ病と大きく関わっていて、そのダメージが結果的にうつを引き起こしている可能性があります。これは血液検査で調べることができ、治療は食事制限やプロバイオティクスなどのサプリメントが有効です。あまり対応している病院がなく、あっても治療費が高いなど現状では難しいです。一応僕が行ってオススメできる病院を挙げておくと、神奈川にある「B-rainクリニック」というところになります。
・瞑想は萎縮した海馬を回復させることができるそうです。瞑想していると、睡眠とは違った脳への作用を感じることができ、効果がありそうだと感じました。確信はできませんでしたが。

うつ病が治ったことの判断は

半年間症状が出なかったら「寛解」とされ、一応それで治ったとされてますが、うつ病になりやすい人は認知の歪み(物事の捉え方が悲観的など)ゆえにストレスを抱えやすい人がほとんどで、その歪みを修正しないと再度うつになった時と同じ状況になれば再発してしまうことになります。うつの再発率が6割もあるのはこれが原因だと考えてます。
症状がなく、何が原因でうつになったかを知り、認知の歪みが修正できて初めて「治った」と言えます。(修正の仕方は次に書く認知行動療法です)

予防するには

・ネガティブ思考ゆえにストレスが大きい人は、認知行動療法がおすすめです。やり方はネットでも見つかりますが、これは自分の弱さと向き合う必要があり中々難しいものなので、それができるカウンセラーを探した方が良い気がします。
・どうやってもストレスになってしまう状況はあると思います。勇気を持ってそこから脱することも必要です。その判断をするにも認知行動療法が有効です。
・ストレスが溜まってもそれを解消する行動ができていれば良いので、ジョギングや瞑想やマルチビタミンやオメガ3を摂るという、健康的とされる生活がやっぱり必要です。
・うつになりそうもない性格の人は、その思い込みゆえに気付かず重症化してしまいそうなので、誰もが可能性のある病気だという認識を持つことです。僕はそれでうつだとわかるのに半年以上かかりました。

何年も治らない人向け

・薬の副作用がうつ症状になってないですか?
・副腎疲労を疑ってみましたか?
・リーキーガット症候群を疑ってみましたか?
・まずは栄養療法だけでも試してみてください。
・少し意志力があるなら、認知行動療法を行い、ストレスフルなマインドを修正しましょう。

最後に

知り合いにうつ病だと告げると、高確率でその人の過去だったり、周囲の人がうつ病であると打ち明けられました。
予想以上にうつ病で悩む人は多いんだなと。
また、何年も、数十年も患っている人も多くいて、その中には良い医者につけず、充分な知識がないゆえに対処できてない人も多いのだと思います。
そこで強く思ったのは、こんなにも多くの患者がいて、国の損失も大きいはずなのに、まともな知識が共有されず、まともな医療機関も見つかりづらいという現状への疑問でした。
製薬会社の利権だ、という意見もよく見ますがどうすればいいんでしょうかね。
まずはうつについて多くの人が正しい知識を持とうと意識し、同じく疑問を持つ人が増えて、この現状が変わることを願ってます。

アドラー心理学の一般的な捉えられ方、そしてその実践者の実際

最近タイトルのことについてわかったことがあったので書きます。

アドラー心理学のコミュニティに参加した

アドラー心理学のコミュニティを探していたので、
都内でやっているアドラー心理学の互助会みたいなものに参加しました。

その自己紹介では、参加の目的として以前のアドラー記事で書いたように、
アドラー心理学の実践者と話してみたい
・何か課題があり、それをアドラー心理学で解決しようとしている人と話してみたい
と伝えました。

そして、主催者と初参加の僕ら3人が対面してお悩み相談の形になり、
その時の説明で、日本におけるアドラー心理学のコミュニティは、
まず「日本アドラー心理学会」があり、
そこから岸見一郎さんや平本あきおさん、ヒューマン・ギルドを作った岩井さんが分かれていったらしいです。
自分の知らないコミュニティがあるかと期待してたんですが、知っているものしかありませんでした。

岸見一郎さんと平本あきおさんのカウンセリング、コーチングは実際に見たことがあり、
Facebookでもフォローして見ているけど、この二人は本物だと確信できるし、カウンセリングの経験値もすごいので、憧れの存在です。
ここの主催者は、そんな二人のディスりから始まってしまいましたが(笑)

他に二人の相談者がおり、まさにアドラー心理学を用いて解決することが適切だと感じるような相談内容だったけれど、
この主催者のカウンセリング?アドバイスがひどくて、
目的論への意識からか「それはこういうことが目的ではないか?」と目的を探すことに終始し、
これからどうするか、という段階に入ることはありませんでした。

ちょうど岸見さんがその大事なことを言っていたので引用します。

https://cybozushiki.cybozu.co.jp/articles/m001277.html
アドラー心理学のカウンセラーは、相談に来た人に「どうしたいんですか?」「どうなりたいんですか?」とたずねます。
「今、こういうことができない」と言ってきた時に、その原因を分析してもほとんど意味がない。

アドラー心理学の理論をうわべでしか理解していない人がこうやってカウンセリングをしてみることって
もしかしたら多いんじゃないかと思いました。
まずは自分にそれができないこと、間違っているかもしれないことを自覚して、カウンセリングの形ではなく、お互いから学び合いをするべきだと思います。


あと、相談者の発言で、
「嫌われる勇気」を読んで衝撃を受けたけど、これからどうすればいいのか具体的な方法が書いてなくて残念、ということでした。
「嫌われる勇気」は具体的な行動レベルのことは書いてなかったかもしれないけど、
アドラー心理学は何かを知れば・何かを行えば実践できるものではなくて、
常識や思い込みや捉え方などを、数年から十数年かけて修正していくものです。
実践することが難しいものだと知ることなしには、安易な解決法にばかり目がいってしまうのだろうと思います。

そこで、認知行動療法はその認知の改善を促進するものだと考えているので、それについては勧めておきました。
あとは主催者の立場を潰してもいけないので、ずっと黙ってました。

このコミュニティへの参加で、
アドラー心理学は、こういう風に捉えられることがあるのだな、ということに気づけました。

もちろん、会社の同僚や友達にも聞いたりしているけど、
ほとんどの方は興味がないか知らない、知っていてもタイトルだけで勘違いしている人が多く、
未だに本が売れ続け、注目されている心理学であるにも関わらず、意外だと思うことがよくあります。

アドラー心理学の実践者を見つけた

僕は直接話せなかったので、聞いた話になります。

アドラー心理学が実践できていると感じる人が2人いました。
両者、20代前半の新社会人でした。

何をもってそう判断したか、そのポイントは、
・自己をよく認識している
・人からどう思われるかを気にしてない(嫌われることを厭わない)

その結果、どういう特徴を持っていたか
・他人からはよく変わっている、と言われる
・他人にはあまり興味がない感じだが、近しい人は大事にしている
・自分が幸せかどうかや心理学には興味なし
・見た目や雰囲気は地味
・社会に対する批判、周りに対する愚痴を言わない
・社会人に成り立てで、仕事をしたくないというのはもちろんなく、でも成功してやろうというガツガツさも全くない

これといった特別性はないように感じられるけど、
僕がアドラー心理学を実践している人の重要な要素だと思うことはまさにこういうことです。

どう思われるかを気にしないというのは、鈍感とか空気を読まず勝手を行うということではなく、何を思われようとそれに恐怖しないということ。これは承認欲求からの脱却や、自己受容につながります。
周りに同調しないので、「変わっている」と言われることになるし、独りでいる勇気があるので、ことさらに多くの人と交友関係を持とうとも思わない。
人間として強いので不幸に陥ることがなく、翻ってそれは幸福であるかどうかへの興味もない、ということになります。
批判や愚痴を言わないのは、自己責任論が身についているということ。これも強さがなければ不可能です。

僕の場合だと、
若い頃はほぼ上記の通りで、ノリは軽かったので表面だけ見ると全く違う人間に見えたはず。
そして、大人になって大きな課題にぶつかり、心理学、人間の幸福、自分と他の人との違いなどについて興味を持ち始めたことで、現在の僕とはさらに違っていると感じます。
ただ大事なのは判断ポイントの部分で、そこは変わりません。

実践するためにはこの心理学の知識はそれほど必要なことではないと思います。
この心理学は特別なものではなく、精神的に健康に生きていれば自ずとそうなっていくものだと考えているからです。
ただ、他人への接し方という点においては、アドラー心理学の知識がないと、弱い人間がいるということに気づけず、適切な接し方が難しいのでは、とも感じています。


そして一人の方には大事なことが聞けました。
どう育てられたかということです。

自分がやろうとすることを親に制限されることはなく、それについてのアドバイスだけされてきた、と。
過干渉や過保護とは真逆の、岸見さんが書いていたアドラー心理学流の子育てだと思ったし、
本当にこういう強い人間に育つのかという実例ができて、有意義な情報でした。
もちろん、この子育て情報だけでは判断できないので、本当は親御さんに直接話をしたいところですが。

親御さんがどうしてそのような子育てができたかについても聞けてません。
僕が親なら、色んな子育て論やアドラー心理学を知ることなしに、同じようにできたかどうかはわかりません。
どうすればそんな親になれるのか。その普遍的な方法について知りたいのです。

最後に

この二つの経験から、アドラー心理学の理解と実践の難しさ、
そして実践するのなら、大きな勇気と年月が必要で、
できることなら幼少期からの適切な教育が必要だと改めて感じました。
アドラー心理学がいかに間違って捉えられるのかも。

そして、
このブログの大きな目的であった、アドラー心理学の実践者と話したい、ということが難しくなってきました。
実践者であろう人は幸福や心理学がメインのブログは興味がなく、自分がアドラー心理学の実践者だという認識すら持たないだろうということがわかったので。
実践者であり、そのことについての自覚をしている人を探す必要があるんですね。
コミュニティでも、このブログからでも期待が薄いとなると、他にどうしようか模索中です。